パン好きの必須アイテムともいえるオーブントースター。市場には高性能なトースターが続々登場し、「外はサクサク、中はモチモチ」な食感を追求しています。料理の専門家の協力のもと、最強のトースターを決めるとともに、選び方のコツをご紹介します。
360.life編集部/Test by 家電批評編集部
▼本記事の取材・テストを行ったのはコチラ
新しいトースター時代の到来!水を使って「至高の美味しさ」へ
トースターなんてどれも一緒、というイメージを覆したのが、2015年にバルミューダから発売された「BALMUDA The Toaster」。
水を加えてパンを焼く「スチーム式」を採用したのが特徴で、焼き上げたトーストはサクサクでフワフワ。一口食べれば小麦の香ばしさが口中に広がる感動の美味しさは衝撃的でした。
バルミューダで焼いたトーストの美味しさは口コミであっという間に広がり、当時2万5000円という高額にもかかわらず、2015年の発売から累計販売台数45万台を突破しました。
そのバルミューダ・インパクトを受け、まさに新時代の幕開けと言わんばかりの勢いで、各メーカーから美味しいトーストを追求した高級トースターが続々と登場しています。
果たして、バルミューダの地位は発売から3年が経過した今もなお、健在なのでしょうか?
それでは、最強のトースターを決めるとともに、ただ焼くだけではない新時代の「美味しく焼ける」トースターの選び方をご紹介します。
「加熱方式」で食感が変わる!まず、抑えるべきはこの3タイプ
トースター新時代以降のトースターは、機能が多様化しています。例えば焼き方。
バルミューダの「スチーム式」を受けてか、今は「水分」に着目した加熱方式がトレンドです。大きく3つのタイプがあるので、どのように違うのか見ていきましょう。
1.スチーム式
あらかじめ少量の水を入れ、庫内にスチームを充満させてから加熱し、パンの表面にスチームの膜を作って焼くという仕組み。
細かなスチームで中はふんわりしつつ、高温で焼き上げるので表面はサクサクに仕上がります。
2.過熱水蒸気
本体にセットされたタンク内の水を加熱して水蒸気にし、さらに100℃以上に加熱して、過熱水蒸気を発生させます。
その過熱水蒸気が食材に触れて冷やされ、水に戻る際に生じる凝縮熱で、外側がサクサク、内側がモチモチ食感のパンに焼き上げます。
3.遠赤グラファイト
鉄の約10倍の熱伝導率をもつといわれる遠赤グラファイトは、約0.2秒で発熱して強火力で一気に焼き上げるため、パン内部の水分を逃しません。ぷりんとした弾力をもつ仕上がりが特徴です。
他にも製品タイプとして、様々なものがあります。
「3面ディンプル庫内」は、熱をさまざまな方向へ反射させて庫内全体をムラなく温め、高火力で一気に焼き上げます。仕上がりはカリっに近い硬めの食感です。
そのほか従来のタイプとして、一般的な「ベーシック」タイプ、「ポップアップ」、2段式の「縦型」なども挙げられます。
トースター選びのポイントは焼き上がりと使い勝手がキモです
さて、話は変わりますが、本当に美味しいトーストとはどのようなものでしょうか?
理想は、高級ホテルのモーニングに出てくるトーストが挙げられるでしょう。外はサクサク、中はほどよく水分を含んでモチモチ、さらに香り豊か……それが、本当に美味しいトーストではないでしょうか。
そんな究極のトーストを毎朝食べられるために、最強のトースターを、料理のプロと一緒に探しました。
評価のポイントは直感的に操作でき、面倒な設定をしなくてもサクモチのトーストが焼けること。編集部がピックアップした15機種について、以下6つのテストを170点満点で評価しました。
[ポイント1]外サク度(40点)