現在、毎週金曜日に放送中のドラマ『最愛』。本格ミステリのストーリーと、吉高由里子さん演じる梨央(りお)、そして松下洸平さん演じる大輝(だいき)のピュアな恋愛模様に、すっかりハマっている人も多いはず。
ネットでは「犯人は誰!?」と考察が繰り広げられており、毎週話題になっていますよね。
今回は、『最愛』の吉高由里子さんのメイクについて大研究してみました!
“かわいい”と“きれい”の振り幅がすごい!
illustration by machi
今回のドラマでは、吉高由里子さんは高校生役から現代の大人の女性まで、幅広い年代を演じています。しかも、大人になった梨央は大会社の社長。バリキャリどころの話ではありません。
第1話では、ピュアな高校生時代がメインでした。高校生役の時はほぼスッピンです。
おそらくファンデーションはリキッドやクッションファンデを使い、ツヤをしっかり出して若々しさを演出。特にアイメイクは潔さを感じるほど、ほとんど何もしてないと思います。アイブロウも描き足す程度。
逆に、大人になった梨央は社長としての緊張感を感じる“スキの無いメイク”!ファンデーションもマットなパウダーで仕上げ、少し冷たい印象に仕上げているんです。
アイブロウ、アイメイク、リップも全てしっかりメイクに。まるでメイクでバリアを張って、他人を寄せ付けない雰囲気を醸し出しています。
だからこそ、後半に大輝や弟の優(ゆう)に見せるリラックスモードの梨央はギャップが大きく、かわいさが際立っていますね。
そりゃ、大輝もメロメロになっちゃうわけです(笑)
ドラマ『最愛』梨央のメイクは?
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意思の強さを感じる眉
リラックスモードとお仕事メイクで、1番違うのが“眉”。
吉高由里子さんがそもそもずっと細めの眉なんですが、今回もその細眉のまま、色を濃いめで眉尻までしっかり描いています。
眉頭は茶系のパウダーでぼかし、眉山しっかりで長めの眉にして“ザ・コンサバ”な眉に。まるで「私は弱くない!」と伝えているような眉です。
黒で締めるアイメイク
アイメイクは、目尻側に濃いめの色を“くの字型”に入れて、キリッとした印象に。
まつ毛もしっかりカールして、黒のマスカラで仕上げています。
アイラインは、目尻より2〜3mmはみ出す程度。跳ね上げアイラインにするとキツく見えすぎてしまうので、気をつけてくださいね!
唇はブラウンレッドで
そして印象的なのが、ブラウンレッドの口紅。抜けるような色白肌の吉高由里子さんが真っ赤の口紅にすると、妖艶さが出過ぎてしまうので、ブラウンレッドにすることで華やかさを出しながら、お仕事メイク感をキープしています。
参考にする場合は、口紅を塗る時に唇の幅を狭めに塗るのがおすすめ。
丸みも出さずキリッとした形にすることで、ブラウンレッドのリップで知性と色気の両方を演出できますよ◎
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