ダイエットでは、食事制限などで空腹を感じる状態が続くとストレスを感じやすくなりますよね。ストレスを感じるとダイエットを続けにくいため、満腹感を得やすい食材を食べるのがおすすめ。
美容にも役立ち、満腹感を得やすい食材をご紹介しているので、参考にしてくださいね。
ダイエットは「満腹感」「腹持ち」を意識しよう
ダイエット中は、食べ過ぎを予防するために「満腹感」のある食材を取り入れるのが効果的かと思います。
エネルギー密度が低いものや食物繊維が多い食材は、たくさん食べてもカロリーが低く、それでいて満腹感を得やすいでしょう。
たんぱく質が豊富な食材は腹持ちが良いため満腹感を得やすいといわれていますし、良質な脂質を含む食材についても、適度な量を食べるぶんには腹持ちが良いといえます。また、血糖値を上げにくい食材も、緩やかにエネルギーを放つため、腹持ちが良いといわれています。
満腹感を得られつつ、美容にも効果的な食材をご紹介します。
満腹感を得やすい美容食材7つ
こんにゃく
こんにゃくは、ほとんどが水分、残りは食物繊維でできているためカロリーが低く、罪悪感も少なく食べることができます。
こんにゃくの食物繊維は、グルコマンナンという水溶性食物繊維です。食物繊維がお腹の中で水分を保持するため満腹感を得やすく、便通をよくする働きもあります。
腸内がきれいになると、食べ物の消化・吸収、体内への栄養素の吸収がスムーズにおこなわれて代謝が上がるため、効率よくダイエットをすることができますよ。
アーモンド
アーモンドは、その大半が脂質でできているため、食べ過ぎはもちろんNGですが、脂質によって腹持ちが良い食材です。
また、不溶性食物繊維も多く含まれるため、胃や腸で水分を保持して満腹感が得られやすいといわれれています。不溶性食物繊維は、腸内で便のカサを増やして排便を促すため、便秘予防にも効果的。
また、若返りビタミンと呼ばれるビタミンEも豊富ですが、老化の原因である活性酸素を除去する働きがあるため、年齢とともに意識して摂取したいところ。
日本ではアーモンドの1日の摂取目安は示されていませんが、アメリカでは1日に23粒が理想的な量だと示されているのだそう。
アーモンドは手軽に食べられるので、小腹がすいたときや間食に食べるのがおすすめです。
バナナ
バナナはブドウ糖や果糖などの糖質が含まれていることから、太りやすいと思われがちですよね。
ブドウ糖はすぐに脳のエネルギーとなりますし、果糖は緩やかに吸収されるため、血糖値を上げにくいといわれています。そのため、フルーツの中でも腹持ちが良いのが特徴です。
カロリーについても、バナナ1本で茶碗約半分なので、食べ過ぎなければ特にカロリーが高いというわけではないといえます。
ペクチンなどの食物繊維やオリゴ糖も含まれており、腸内細菌のエサとなることで腸内環境を整えるため、代謝も良くなりダイエットにも役立ちますよ。
アボカド
アボカドにはオレイン酸などの良質な脂質が含まれ、食物繊維も豊富なので腹持ちがとても良い食材です。
オレイン酸はコレステロールを下げる働きがあり、血管を若々しく保ち病気の予防に効果的ですし、食物繊維によって便秘予防の効果も得られます。また、ビタミンEが豊富に含まれることからアンチエイジングにも効果的です。
腹持ちが良く、美容にも効果的なアボカドですが、食べ過ぎは太る原因となるため、1日に1/2~1個程度食べるのがおすすめです。
同じくビタミンEが豊富なナッツ類や、美肌・美髪づくりに欠かせないたんぱく質が豊富な豆腐、茹で大豆などと組み合わせて食べると、より美容効果を高めることができますよ。