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[ポッコリ解消]姿勢を正してお腹周りの筋肉を鍛えよう!

30歳を過ぎたころから筋肉量は落ちていきます。この筋肉量の低下は、お腹周りも同様で、使っていないと筋肉はどんどん衰えてしまいます。若い人も、筋肉を使っていなければ衰えてしまうのは同じです。お腹周りの筋肉が落ちてしまうと、ポッコリお腹の原因になることも。お腹周りの筋肉は、日々の姿勢で鍛えることは十分可能です。今回は、姿勢を意識し、ポッコリお腹を解消する方法について、紹介します。

姿勢とポッコリお腹の関係

よい姿勢とは

『よい姿勢』は、股関節や腰椎を中心とした体幹付近の関節をムリなく動かせて、維持できている状態です。
正面から見た時に「両肩の出っぱり」と「左右の腰骨の出っぱり」の4点を結んだ時に左右対称の長方形ができている状態になります。横から見た時には「耳の穴」「肩の出っぱり」「大腿骨基部の出っぱり」「膝の横」「土踏まずの中央」の5点の線と、重心を通る垂線が一致し、身体の中心を通っている状態です。

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よい姿勢を維持するために必要な筋肉とは

お腹周りに影響する筋肉は、主に4つです。脇腹周辺にある外腹斜筋とその下にある内腹斜筋、そして腹部前面を覆う腹直筋と、体幹部と足をつなぐ大腰筋です。これらの筋肉がきちんと働いていないと、ポッコリお腹の原因になることがあります。
姿勢を整えることで、これらの筋肉が使われると、ポッコリお腹の解消が期待できます。

姿勢の整え方

正しい立ち方のポイント

首を長く伸ばし、頭の上からヒモで吊り上げられているイメージです。
この時には、下腹に力を入れ、お尻の穴を締めましょう。そして左右の肩の高さを揃え、肩を下げます。足や肩、首に力を入れすぎないように意識しましょう。

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正しい座り方のポイント

立っている時と同様に、首を長く伸ばし、頭の上からヒモで吊り上げられているイメージです。
この時には、下腹に力を入れ、お尻の穴を締めましょう。肩甲骨を開き、左右の肩の高さを揃えて肩を下げます。ウエストが反らないように注意しましょう。

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正しい歩き方のポイント

下腹部に力を入れ、お腹を引き上げ、背筋を伸ばして軽く胸を張ります。腕は、肩甲骨を動かすように後ろに振り、かかとから着地し、後ろ足のつま先で地面を蹴るように歩きます。すり足や歩く時に左右に身体が揺れないように気をつけましょう。

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まとめ

正しい姿勢で筋肉を働かせよう

私たちの身体は、いくつかの筋肉が使われていなくても、他の筋肉がカバーし、筋肉の低下に気付かないことがあります。しかしお腹がポッコリしてきた背景には、お腹周りの筋肉が衰えてきている可能性があります。日々の姿勢を意識し、お腹まわりの筋肉を使っていくように意識してみませんか。

【参考文献】
・「病気がみえるvol.11運動器・整形外科」(株)メディックメディア,2017.
・石井直方著「カラダが変わる!姿勢の科学」ちくま新書,2015.

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