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「チートデイ」で上手に痩せる!管理栄養士に聞く失敗しないポイントとは

「チートデイってよく耳にするけど、何?」と思ってる方は多いはず。チートデイとは、ダイエット期間に設ける「好きなものを食べてもいい日」のことで、減量停滞期を乗り越えるためのもの。今回は、チートデイの「基本的なやり方」や「効果を高めるコツ」について、あんしん漢方の管理栄養士、小玉奈津実さんに伺いました。

そもそもチートデイとは?

photo:unsplash
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まずは、チートデイのメカニズムや効果をご紹介します。

チートデイのメカニズム

チートデイとは、ダイエット中に「好きなものを食べられる日」のことです。

好きなものを食べると太ってしまうのでは……と感じる人も多いかと思いますが、実はこの「しっかり食べる」行為が、ダイエットの停滞期を脱出する方法のひとつなのです。

ダイエット中に体重が減らなくなる原因は、食事量が少ないことから、からだが「飢餓状態」と感じ、栄養をためこみやすくなるためといわれています。
チートデイを設けることで、脳が「正常状態」とチート(だまされる)されて、からだの省エネモードを解除する効果が期待できるのです。

チートデイの効果

チートデイの効果には、省エネモードの解消以外にもダイエットにうれしい効果があります。それは、「代謝アップ」と「モチベーション維持」の2つです。それぞれ解説します。

チートデイのメリット1:代謝がアップする

チートデイの効果として、代謝アップが期待できます。

ダイエット中は食事量や摂取カロリーを制限することが多く、それに対応できるように基礎代謝が低下し、痩せにくくなるといわれています。

チートデイを挟むことで「栄養は十分にある」とからだが錯覚を起こし、代謝が上がります。代謝量が上がることで、停滞期から抜け出し再び痩せやすくなるのです。

チートデイのメリット2:ダイエットのモチベーション維持になる

チートデイがあることによって、ダイエットのモチベーション維持にもつながります。

ダイエット中は食事内容を制限することが多く、ストレスがたまりダイエットを断念するきっかけにもなります。

しかし、チートデイで好きなものを食べてストレス発散することで、翌日からまた頑張ろうと意識が高まり、ダイエットを意欲的に続けられます。
今まで頑張ってきたダイエットを「やめる」よりも、チートデイをとり入れつつ「継続」したほうが、せっかくの努力も無駄にならず、ダイエット成功の近道となります。

正しいチートデイの設定方法

photo:unsplash
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チートデイといっても、好きな時に好きなだけ食べてしまっては意味がありません。適切な頻度で設定することで、本来の効果を発揮できるようになります。

下記に、チートデイの頻度や摂取カロリーなど、基本の設定方法をご紹介します。

タイミングや頻度の設定方法

チートデイを行うタイミングは「ダイエットの停滞を感じたとき」です。

順調に体重が減っているときにチートデイを実施しても、あまり効果がないといわれているのでやめましょう。

また、初めてチートデイを設けるのであれば「週に1回」がおすすめです。

気まぐれに「今日はチートデイにしよう」という方法ではなく、あらかじめ日程を決めるなど計画的に進めるのが成功のポイントです。

外食や飲み会などイベントのある日にチートデイを設けると、ストレスをためることなく食事ができるのでおすすめです。

チートデイ中の摂取カロリーの目安

チートデイの摂取カロリーの目安は「1日(体重×40)kcal」といわれています。
体重50kgの人は、1日2,000kcalを上限と考えましょう。

基本的に自分の好きなものを食べてもいいのですが、暴飲暴食するのではなく、目安の摂取カロリーを超えないように意識しましょう。

また、何でも食べてもいいからといってお菓子やスイーツだけを食べてしまうと、糖質や脂質に偏ってしまいます。
1日3食の食事を基本にして「食を心から楽しむ日」として過ごしましょう。

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