新しく靴を購入するとき、どんなポイントを重視しますか?思わずきゅんとしちゃうような魅力的なデザインや、長時間履いても疲れない、履き心地の良さも大切ですよね。
最近では、さまざまなファッションブランドが“サステナブル”な商品づくりに注目しているみたい。せっかくなら、かわいくて履きやすいだけでなく、人にも環境にもやさしい1足を選びませんか?
今回は、日本発のサステナブルシューズブランド「Öffen(オッフェン)」をご紹介。2月8日(火)までの期間、東京・日本橋でポップアップストアも開催されています。
日本発のサステナブルシューズ「Öffen」って知ってる?
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ブランド名の「Öffen」とは、ドイツ語で「開放的な」「オープン」という意味。
“普段履けるちょっとオシャレな靴。そして環境に優しいをテーマに。”をコンセプトに掲げ、トレンドを追うのではなく、ワードローブに長く残り続けるモノづくりを行っているブランドです。
地球に優しく、エシカルな暮らしを楽しむために、環境に配慮したリサイクル素材をできる限り使用。なんとÖffenの靴には、使用済みペットボトルから生まれた素材が使われているんですよ。
ペットボトルから生まれた、リサイクル糸を採用
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私たちが手放し、分別回収された使用済ペットボトルは、リサイクル専門の工場で、洗浄、殺菌され、小さなチップへと粉砕されるそう。
さらに熱処理を加えて紡績することにより、再生PET糸として生まれ変わるといいます。
Öffenではこの再生PET糸を靴のアッパーに採用しており、驚くべきことに水洗いが可能。お手入れも楽ちんだから、汚れたらすぐ新しい靴に履き替えるのでなく、お気に入りの1足を長く愛用することができますね。
長く愛せる工夫がたくさん詰まった「Öffen」
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またÖffenの靴には、長く1足を履き続けるための工夫がたくさん詰まっています。
たとえば、靴を購入した際には“シューキーパー”が付属。型崩れを防止して、よりきれいな形を長持ちさせることができるんです。
このシューキーパーは、トウモロコシやキャッサバのデンプン質から生まれた植物由来の素材が使われているため、最後は土に還すこともできるんだとか。
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衝撃吸収性やリバウンド性、復元力などに優れている、高機能なインソールも見逃せません。軽く、ふわふわとした履き心地で、長時間履いても疲れにくいんだそう。
こちらも、洗ってくりかえし使うことが可能なんです。
いつもはあるはずの靴箱がない…?
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そして特徴的なのが、そのパッケージ。靴を購入した際は、靴箱が付属しているのが一般的ですよね。しかしÖffenは箱ではなく、リユース可能なペーパーバッグと靴紐リボンのパッケージを用意しているそうです。
ペーパーバッグは水で洗えるくらい丈夫なため、野菜を保存したり、プランターカバーにしたりと使い方もさまざま。リボンは、手持ちのスニーカーに使うこともできちゃいます。