新鮮な状態を保つことがむずかしい、アボカドの保存。そんなときに役立つ、アルミホイルを使う保存方法をご紹介します。実は先日ある方のTwitterでもツイートされ、15万いいねも集めた話題のアイデア。はたして本当にアボカドは良い具合に熟すのか、検証してみました♪
Twitterで話題の裏ワザを検証!固いアボカドを熟させる保存方法
アボカドって、買ってはみたもののまだ熟していなかったり、ぼやぼやしているうちに熟しすぎて黒くなってしまったり……。なかなかタイミングよく食べられなくて、イライラしてしまうことってありますよね。
そんなときに使える裏ワザがあるとの噂を入手!
シューフ(@shuerff)さんという方の「青いアボカドをアルミホイルで包んで野菜室に入れておくと、黒くならずにきれいに熟すらしい」というツイートが、またたく間に15万ものいいねを獲得。「ありがたい情報」「すぐにやってみます」など多くのリプライが寄せられていました。
アボカド好きの筆者も目からウロコ!さっそくアボカドを買ってきて、本当に黒くならないのか検証してみることにしました♪
なぜ、アルミホイルで包むと早くきれいに熟すの?
検証をする前に確認。なぜアルミホイルで包むときれいに熟すのでしょうか。
アボカドは熟成をうながす「エチレンガス」を放出しているそう。アルミホイルでしっかり包むことで、エチレンガスが充満した状態が作られ、熟成がすすむというのが原理だそうです。
用意するもの
・熟していないアボカド……好きな量
・アルミホイル……1個をおおえるほどの大きさ
保存方法・やり方
1. アボカドをアルミホイルで包む
アボカドをアルミホイルで全体的に包みます。
今回は検証のため、まだ熟していない同じような固さのものを複数個購入しました。アルミホイルで包まないものも一緒に保存します。
2. 冷蔵庫の野菜室で保存する
あとは冷蔵庫の野菜室に入れておくだけ!適度に熟すまで、そのまま入れっぱなしにしておきます。
保存2日目。アルミホイルあり、なしを比較
アルミホイルで包んで保存したアボカド
野菜室で保存してから2日目、アルミホイルの上から触ってみると少しやわらかくなっていて、ちょうど食べごろかなという感じ。ちょっとどきどきしますが、さっそく半分にカットしみましょう。
どうでしょう!? ぱっと見たところ黒い斑点もなく、アボカドらしい青みがきれいです。包丁を当てたときの感触だと、固さもちょうどいいようです。とても理想的な状態だと思われますね。
さっそくいただいてみると、クリーミーでコクがあってとてもおいしい!固さもちょうどいいですよ。いつもこんな状態だとうれしいですね。
アルミホイルなしで保存したアボカド
一方アルミホイルで包まずにそのまま保存したアボカドはというと……、少し色味がくすんでいて、少々黒っぽい斑点もちらほらと。買ったときの状態が必ずしも同じとは言えないのですが、アルミホイルで包んだものよりもやわらかくなりすぎているようですよ。
さらにカットしてみると、たしかに黒っぽい斑点が確認できます。食べてみると味はまったく問題ありません。ただ、少し劣化したような見栄えですね。そこまで気にする必要もありませんが、せっかくならきれいなほうが良いかも。