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掃除機やめました。シンプリスト実践。ほうき生活のメリット・デメリット

ライフスタイル

“サステナブルな行動”のバトンをつなげていく、リレー連載企画「#TSUNAGU100」。「心地よく暮らせるシンプルエコライフ」が人気のシンプリストおまゆさん。床掃除は掃除機を使わずにほうきでの掃除を実践されています。そんなほうき愛用者のおまゆさんが思う、ほうきのメリット・デメリットをご紹介。

結婚して7年で、2つ目の掃除機が壊れた

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独身時代から使っていた1代目の掃除機が壊れ、そのあと買った2代目も一昨年に壊れました。2代目はスティックタイプで、一部を取り外してハンディタイプの掃除機としても使えるもの。そのハンディ部分が心臓部で、ここを取り替えるとまだ使えるとのことで交換してみたけど、結果は半年の寿命でした。

残りの人生、あと何台の掃除機を捨てるのだろう?

すでにエコや、周りの環境に配慮した暮らしを心がけていた私は、半年足らずでまた壊れた掃除機を目の当たりにして、とてもショックを受けました。残りの人生、あと何台の掃除機を使い捨てにするのだろうか?世の中にはこんな人がどれくらいの数いるのだろうか?色々と考えさせられました。

今までは、ほうきと掃除機を使いわけていました

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実は既に2代目が壊れるまでに、ほうきを暮らしに取り入れていました。家に1台の掃除機だと、上下階の掃除をするとき、重い掃除機を毎回上げ下げする必要があります。しかし2台目を購入する気にもなれず、1階の掃除はほうきで、2階は掃除機でと、使いわけていました。

掃除機から、ほうきを使う暮らしに変えることは不安だった

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1階でのほうき生活は、思いのほか快適でした。私は持ち物を極力抑えるミニマルな暮らしを心がけているので、床にまず物がありません。何もない床面を掃くのは意外と簡単、しかもとても心地よい掃除の方法でした。(後で詳しくお話しますね)

ただ2階は洗面所を使った後についでにささっと落ちた髪の毛を吸ったり、布団のある寝室をほうきで掃除すると埃が舞うかなという懸念があったりで、掃除機のある暮らしに慣れすぎていて不安もあったんです。

やってみてわかった、ほうき生活の快適さ

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今現在、うちでは掃除機のない暮らしをしています。2台目が完全に壊れて手放すタイミングで、ほうきとちりとりを良いものにしました。

ほうきに投資するとコスパが良い

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掃除機をやめるにあたって、棕櫚(しゅろ)のほうきへ変えました。お値段は少し高いのですが、
・何十年も使える
・床に艶が出る

など、メリット多数。

また撫でるように掃くと、埃がさほど舞うことはないとわかりました。
なので「寝室で使うときは埃が…」という心配はなくなりました。

またちりとりは和紙で作られた「はりみ」を使っています。これが静電気が起こらず埃や髪の毛がゴミ箱へするりと落ちるので、ストレスがありません。

私の思う、ほうき生活のメリット

・狭い隙間や家具の下などを掃除しやすい・巾木(はばき)の上など、細かなところもささっと埃が落とせる
・うるさい音がしない・掃除する時間帯を気にしなくていい
・軽いので、力のない女性も楽
・気軽に掃除ができ、掃除のハードルが下がる
・掃除機のように手入れが複雑ではない
・電気を使わない
・静電気が起きないため、ゴミ離れもよい

などなど…

とにかく私にとっては掃除機の音も不快だったようで、メンタル面でもメリットが高いと感じています。

デメリット

・カーペットの家には向かない

ここで手が止まりました。
それほどデメリットが浮かばないのです。

埃を集めきれないのでは?という心配はあったのですが、私はそんなことはなかったです。

むしろ吸引力が落ちた掃除機の方が吸い残しがあったり、狭くて掃除できない箇所があったりしてストレスでした。

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