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ロマンあふれる。川越で見つける醤油と日本酒の“発酵”旅

旅行・おでかけ

歴史を感じる蔵の街・川越。美しい街並みと、温かい人柄に触れながら、おいしいものを食べ歩くぶらり川越散歩を満喫してきました。今回注目するのは“発酵”。250年続く「松本醤油商店」と、川越に酒蔵を開いて11年の「鏡山酒造」にお邪魔してきました。

macaroni編集部

ところが壊れた桶の木片の内側に、桶の製造者の名前と作られた年代が書かれたものが発見されるという奇跡が。

内側にひっそりと記す職人のプライドと、偶然たがが外れたことによって発見される名前。醤油づくりはどこまでもロマンティックだな……と、歴史にうっとりしてしまいました。

Photo by muccinpurin
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続いては寝かせ終わったもろみを絞る作業。布にもろみを流し込んで包み、何枚も重ねて重しをのせ、「ふね」と呼ばれる道具でプレスします。

3日かけてじっくりと絞られた醤油は、加熱殺菌した後にビンに詰めて完成です。

Photo by muccinpurin
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醤油を絞った後に布を開くと、中から現れたのは、「醤油かす」と呼ばれる搾りかす。

布を開いた瞬間、一同「おいしそう~!」の大合唱。確かにおいしそうな香りと見た目なんですが、食べることはできないそう。醤油かすは牛のエサになるそうですよ。

「お酒も同じような方法で作って、その搾りかすは酒粕として有効活用できるのに、醤油は……なにかいい方法を考えたいんですけどね」と残念そうな松本さん。なんらかの方法で商品化される日を、期待しながら待ちましょう!

併設のショップでは醤油のテイスティングも!

Photo by muccinpurin
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蔵を見学したあとは、お楽しみのショッピング♪

併設されたショップには、さまざまな種類の醤油が並びます。名物の「はつかり醤油」の中でも、鮮度が保てるフレッシュキープボトルのものがおすすめだそうです。

Photo by muccinpurin
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店内には醤油をテイスティングできるコーナーもありました。お好みの醤油をおみやげにどうぞ。

川越の新名物!「醤油プリン」

Photo by muccinpurin
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川越醤油プリン 378円(税込)

Photo by muccinpurin
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松本さんイチオシの醤油アイテムが「川越醤油プリン」。さいたま市の老舗パティスリー「ダンテ」とのコラボ商品で、昨年12月の発売から、ジワジワ人気を集める川越の新名物です。

Photo by muccinpurin
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チーズを使った濃厚プリンを、天保蔵醤油を使用したカラメルソースで上下からサンド。上のソースはみたらし団子のような甘めの仕上がりで、プリンによく合います!

醤油が香る絶品のプリンは、お店の前のベンチでもいただけますよ。

店舗詳細

■店舗名:株式会社松本醤油商店
■最寄駅:JR「川越駅」から徒歩約20分
■電話番号:049-222-0432
■営業時間:9:00~18:00
■定休日:無休
■公式HP:https://www.hatsukari.co.jp/

https://www.hatsukari.co.jp/
松本醤油商店 日本、〒350-0065 埼玉県川越市仲町10−13

醤油蔵見学

■見学時間:平日/13:00~、土日/13:00~、14:00~、15:00~(所要時間約20分)
■料金:無料
■予約:基本的に予約は不要。
団体(10名以上)の場合のみ、下記で予約を受付。
大型バスについても、予約時に要相談。
TEL:049-222-0432
受付時間:平日9:00~17:00のみ
※醤油製造中及び加工中は見学できない日もあります。

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