除湿機を設置できない場所
なかには、除湿機を設置できない場所もあります。ここでは、除湿機をどのような場所に置いてはいけないのか具体的に解説します。
不安定な場所や高い場所
除湿機は安定している場所に設置することが大切です。不安定な場所に除湿機を設置すると、除湿機が転倒する恐れがあります。また、高い場所に設置していると、落下して人に当たるリスクがあります。
除湿機のタンクには、除去した水が貯まります。そのため、除湿機が倒れると、家財が水に濡れる可能性があります。周囲の家電に水がかかれば漏電や感電が発生しかねず、最悪の場合は火災につながるかもしれません。
また、不安定な場所に除湿機を置いていると、振動や騒音の原因にもなります。
カーテンなどで吸入口・吹出口がふさがれる場所
カーテンが除湿機の吸入口・吹出口をふさいでしまうことも(画像素材:PIXTA)
除湿機は、壁や周囲の家具などからしっかり離して設置してください。壁や周囲の家具と近すぎる場所に設置すると、吸入口や吹出口がふさがれる恐れがあります。その場合、除湿機の効果を最大限に得るのが難しくなります。誤作動や故障につながるリスクもあるため、気をつけなければなりません。
壁から離して設置しているつもりでも、カーテンにより吸入口や吹出口がふさがれてしまう場合もあります。周囲の状況をよく確認し、問題がない場所に除湿機を設置しましょう。
水がかかりやすい場所
すでに触れたとおり、除湿機は水がかかりやすい場所には設置しないようにしましょう。除湿機は家電なので、水がかかると故障や漏電、感電のリスクがあります。漏電に気づかず放置した場合、火災が発生する可能性もあります。
浴室はもちろん、水回りの近くで除湿機を使用したい場合は特に注意が必要です。除湿機に貯まる水が漏れても漏電や感電のリスクがあるため、しっかり管理しながら稼働させましょう。
まとめ
除湿機はさまざまなシーンで使用でき、室内の環境をよりよく整えるために役立ちます。除湿機の機能を最大限に発揮させるには、設置場所を工夫することが大切です。置いてはいけない場所もあるため、誤った使い方をしないように気をつけましょう。除湿機を有効活用し、ぜひ生活の質を向上させてください。