「まだ大丈夫!」と思っていても、体や心は限界が近いかもしれません。
仕事に追われる日々の中で、気づかないうちにオーバーワークになっていませんか? 仕事熱心な人や責任感が強い人ほど、自分自身のストレスには鈍くなりがちです。
仕事に追い詰められないために意識したいことを、fumumu取材班が聞いてきました。
①目標はひとつずつ
「自分の中の目標は、なるべくひとつずつ決めていくのがいいと思います。特に完璧主義の人だと、複数の目的を立てるとしんどいんじゃないでしょうか。
目標のクリアが厳しい場合でも、自分に鞭打ってどうにか達成しようとしそうだし…マルチタスクになると、思考回路がパツパツになって余裕もなくなりますよ。
やらなくてはいけないことが複数ある場合でも、体はひとつしかないから。目の前のことに集中して、少しずつ達成していくのが気持ち的にも楽だと思います」(30代・女性)
②お昼はなに食べた?
「生活に余裕がなくなると、私はその日の朝や昼に食べたものを思い出せなくなります。とりあえず適当なものを口に詰め込んで、作業に戻ってしまうから。
自宅に帰って一息ついて『今日のお昼はなに食べたっけ?』と自分に問いかけて、パッと出てこなかったら、オーバーワークになっているサインだと思っています。サインが出ていたら、仕事の納期や量を調整、せめて休憩中は仕事のことを考えないように意識!
食事がおろそかになると、それ以外のところにも悪影響が出るので。自分が追い詰められていることになるべく早く気づいて、なにかしら対処したいんです」(20代・女性)
③「否定」を聞くのは…
「優秀で、かつ真面目な人ほど、周りの意見に振り回されがちな気がします。優秀な人って周りから嫉妬されることも多いから、心ない意見をぶつけられる場合もあるじゃないですか。
本人は気づいていなくても、アドバイスに見せかけた人格否定をされている人もいる気がします。周りの意見をすべて間に受けてしまうと、自分の判断が鈍って、どこに向かえばいいのかわからなくなってしまうんじゃないでしょうか。
あれこれ言ってくる人は、その通りにこちらが動いても最後まで責任を取ってくれるわけではないですよ。忙しいときに周りからワーワー言われて頭がいっぱいになりそうなら、言葉を真面目に受け取らず、ただの雑音として流していいと思います」(30代・女性)
「まだ大丈夫!」と自分では思っていても、気づかないうちに体に限界がきているかも。
目標設定は適度にゆるめて、無理せず仕事と向き合っていきましょう!