年末年始のパーティー料理や、お正月のおせち料理に登場するエビ。食べたあとの殻は捨てている方がほとんどだと思いますが、実はあの殻は旨みの宝庫なんです。塩をプラスして細かく挽いた「エビ塩」があれば、どんな料理もひと振りで劇的においしく変化しますよ。
muccinpurin
ひと振りで料理激変!エビ塩って!?
年末年始のちょっぴり特別な食卓に登場回数が増える海老。クリスマスのパーティー料理や、お正月のおせち料理など、大活躍ですよね。
ぷりぷりの身を楽しんだら、殻は捨ててしまうという方がほとんどだと思います。ところが実はそれ、とっても損!
売り切れ続出だったカルディの「ピリ辛エビ塩」に見るように、実は海老の殻には旨みがたくさん詰まっています。コストもかからずできるのに、ひと匙でどんな料理もおいしくしてくれる「エビ塩」のレシピをご紹介します。
「エビ塩」の作り方
炒った殻と塩をミルにかければ一瞬でできあがります。さっそく作っていきましょう♪
材料(作りやすい分量)
・エビの殻……10尾分
・塩……50g
下準備
エビの殻はよく洗って水気をきっておきます。
作り方
フライパンにエビの殻を入れ、中火でかき混ぜながら乾煎りします。
徐々に水分が飛んで殻にハリが出てきて、カラカラと乾いた音がしてきます。
エビの香ばしい香りがしてきたら塩を入れるサインです。
塩を加えてさらに2~3分ほどかき混ぜながら炒ります。
炒った塩と殻をそのまま冷まし、ミルにかけて細かく粉砕します。熱いままミルにかけると水蒸気がこもって塩がしけてしまいます。
フラッシュを使って断続的にミルをまわすことで、全体が均一に粉砕されます。
ミルがないときは、すり鉢で細かく擦ってくださいね。
殻が好みの細かさに挽けたら完成です!
多少粒が残っていても、しっかり炒ってあれば食べられるので問題ありません。
エビの殻の桜色が塩にも移り、ほんのりとピンク色の美しい塩に仕上がりました。
ひと匙の魔法!エビ塩クッキング♪
エビの芳ばしい香りをまとった、できたてのエビ塩を使って、おつまみを作ってみました。