雨が多い6月は、出かけるのが億劫になってしまったり自宅にいても気分が上がらなかったり「何だかすっきりとしない」と感じる方は多いのではないでしょうか。今回は、そんな時に試してほしい家時間を楽しくするための工夫をご提案します。特別なことではないけれど、なんだか心が和む…そんなヒントになりますように。
雨の日は家で何をする?
あなたは、雨の日に家で何をしますか。じめじめとした雨の日は、出かけられなくて残念、何だかすっきりとしない…と感じる方も多いのでは。ですが、そんな梅雨時期をむしろ楽しんで雨の音を聴きながらゆったりと過ごすのもよいものです。
何をしようか思いつかない時には、これからご紹介する5つのヒントを参考にしてみてはいかがでしょうか。無理なく取り入れていけば、雨の日をむしろ楽しめるようになり梅雨時期が心地よく感じられるはずです。
雨の日も「家時間を心地よく」過ごすための5つのヒント
1:1箇所だけ小さくインテリアを変えてみる
大掛かりな模様替えや掃除に向かない雨の日も、「小さく」をポイントにすれば身近な場所に変化が生まれ暮らしが楽しく感じられます。飾り棚の上を季節にちなんだディスプレイに変えたり、棚ひとつだけをすっきりとさせたり。疲れない程度に、インテリアの変化を楽しんでみてはいかがでしょうか。
たとえば、こちらのオープン棚のように低めの収納棚を使って細々したモノを整理整頓してみてはいかがでしょう。生活雑貨などをカゴなどにまとめたり、持っている本を一箇所に集めたりするだけでも気分が軽くなります。モノが整理整頓されることで部屋も広く使えて一石二鳥です。
2:飲み物に凝ってみる
よい香りや色の変化など、五感で楽しめるのがコーヒーや紅茶などの飲み物。少し時間をかけてコーヒー豆を挽くところから始めたり、茶葉が広がる様子を観察したりしながらお好みの飲み物を丁寧に淹れてみてはいかがでしょう。
道具を用意するところから始まり、香りを楽しみながら飲み物を準備し、お手入れして道具をしまう、そんな普段は少し面倒に感じてしまうこともある過程さえも、ゆったりとした時間を感じられ癒されるのではないでしょうか。
3:雨音を聴きながら静かな空間で読書
音楽を流すのもよいですが、せっかくなら雨の日は音を消して「雨音」に耳を傾けてみては。しばしモニターやスマホ画面から離れてお好きな本や雑誌のページをめくれば、紙から伝わる感覚や文字や写真だからこそ広がるイマジネーションに新鮮な気持ちをもらえるかもしれません。
お気に入りのチェアとサイドテーブル、スタンドライトなどを組み合わせて「コージーコーナー」を窓辺につくれば、より本の世界に没頭でき楽しめるのではないでしょうか。
4:植物のお手入れに少し時間をかけてみる
湿気の多い時期だからこそ、元気になる植物もたくさんあります。たとえば、小さな葉がふわふわと可愛らしいアジアンタムや涼し気な葉がおしゃれなプテリスなどは多湿を好む品種。部屋の印象を明るくしてくれる華やかさのある観葉植物なので、雨の日のお部屋を明るくしてくれることでしょう。
雨の日は、植物のお手入れに時間をかけてみるのもおすすめの過ごし方。植え替えなどには向きませんが、インテリアに合うポットカバーを付けたり、ホコリをかぶってしまった葉を丁寧に拭いたり…そんな植物と向き合う時間が、心に余裕をもたらしてくれそうです。
5:ゆっくりと時間をつくってデータ整理
普段は撮るばかりでいつのまにかスマホに保存している写真などで容量がいっぱい、という方は多いのではないでしょうか。雨の日は少し時間をとって画像整理をしてみませんか。
不要な画像を消しながら過去の画像を見返していると、思い出を楽しむ時間にも。データ整理をすれば、その後機器がスムーズに動くようになるというメリットもあります。
旅先で撮った素敵な画像などは、部屋のディスプレイとして印刷するのもおすすめ。フレームに入れなくても、マスキングテープでランダムに貼るだけでも絵になります。インテリアのテイストに合わせて画像の色合いを選べば、素敵な壁面インテリアに仕上がりますよ。