本格的な夏になると、立地によっては部屋にいても日差しが暑く感じられます。今回は、部屋の日よけ対策(特に西日)のアイデアをご紹介します。部屋に入る光をコントロールして、快適に夏を過ごしましょう。
部屋の日よけ対策をするメリットは?
夏が近づくと、日差しの強さが気になり始めませんか。部屋で快適に過ごすためには、適切に日よけをすることが大切です。日よけをすれば、部屋の暑さや眩しさを和らげることができます。特に窓が大きな部屋や、窓が多い部屋はぜひ日よけ対策を行ってみてください。
日よけをすると、冷暖房効率を上げることにも繋がると言われています。日よけによって室内の体感温度が下がるため、エアコンの風を優しくしても涼しく感じられるのだそう。在宅ワークなどで自宅で過ごす時間が増えた方にとっても、嬉しいメリットがたくさんありますね。
それでは、具体的な日よけ対策を見ていきましょう。
日差しや暑さをやわらげる部屋の「日よけ」対策4選
1:カーテンなどウィンドウトリートメントで遮る
日よけをするためには、レースカーテンとドレープカーテンの2重にするのがおすすめ。昼間もレースカーテンで強い日差しを遮れば、眩しさや暑さを和らげることができます。
光を通す薄手のレースカーテンは少し頼りなく感じるかもしれませんが、機能性の高いアイテムもたくさん。ほどよい透け感で、部屋を暗くすることなく遮熱効果やUVカット効果、ミラーレース効果などが期待できます。
また、お好みの柄をカーテンに取り入れると、インテリアのアクセントに。レースではなくても、少し薄手のファブリックを窓辺に掛けるだけでも日よけになります。こちらの部屋では動物柄が印象的なファブリックをカーテンとして取り入れ、エキゾチックな雰囲気を演出しています。
カーテンよりもすっきりとした窓辺をお好みの方は、ブラインドを取り入れるのもあり。最近では、カーテンレールに簡単に取り付け可能なブラインドも展開されています。サイズもさまざまなので、掃き出し窓にも設置できますよ。
こちらの部屋では正面の建物からの視線を配慮して、ブラインドにプラスして100円ショップのアイテムを使ってカーテンレールを作成しています。ドレープが美しい透け感のあるレースカーテンがインテリアをエレガントにブラッシュアップしていますね。
2:日よけのシェードやオーニングを取り付ける
ベランダに日よけを設置できる場合は、シェードやオーニングを取り入れてみてはいかがでしょう。いずれも布製の日よけですが、より丈夫で雨避けとしても使えるのはオーニングです。カーテンやブラインドなどで光を遮っていても暑さを感じるときには、試してみる価値はあります。太陽光が直接部屋に入らないようにすれば、カーテンが太陽光の熱を吸収して部屋の温度を上げることを和らげます。