コロナ禍や記録的猛暑など暮らしのスタイルが大きく変化するなか、驚きの進化を遂げる家電。“革命的”とも言える商品の特徴を徹底紹介します。 東海テレビ『スイッチ!』6月17日放送から
チョウの羽根の形状を扇風機に応用!?
今回は、『家電製品総合アドバイザー』の資格を持つ家電芸人・かじがや卓哉さんが、暑い夏を乗り切る最新家電をセレクト。最初に向かうのは、“ひんやり家電”の代表ともいえる扇風機の売り場です。
DCモーターを搭載した最新モデルの『シャープ リビング扇風機 PJ-P3DS』は、32段階から風量の調節が可能な最新モデルです。
シャープ独自のイオン発生技術『プラズマクラスター』を搭載し、空気の汚れやウイルスを除去してくれる機能付き。
家の中に染み付いた食事の匂いなどを消臭し、すっきりと快適な空気にしてくれます。夏に限らず、一年を通して活躍する機能です。
さらにこちらの最新モデルでは、海を渡り数千キロを旅する『アサギマダラ』というチョウが持つ羽根のくびれやうねりを、扇風機の羽根の構造に応用。
羽根が回っているところを横から見てみると、二重の軌跡を描いていることがわかります。この構造こそが、なめらかで心地よい風を作り出しています。
扇風機の風を浴び続けることによって感じる身体への負担も軽減され、“だるさ”を感じにくい点も大きなメリットです。
なお、扇風機は搭載されているモーターによって『ACモーター』と『DCモーター』の大きく2種類に分けられます。ACモーターは風量を細かく調整できないかわりに、低価格なのが魅力。
一方のDCモーターは、一般的に風量を約30段階まで細かく調節できます。
本体価格はACモーターの扇風機と比べて高くなる場合が多いですが、実は省エネというメリットもあります。扇風機を選ぶ際には、モーターによる違いも検討材料にしてみてくださいね。
換気機能付きエアコンがパナソニックから待望の発売!
2022年1月に発売した最新モデル『エオリア CS-LX402D2』は、パナソニックのエアコンとして初めて換気機能を搭載したモデル。
これまで換気機能付きのエアコンは一社の独占状態で、パナソニックからも発売されたことは「業界内で大きな転機になりました」とかじがやさんは話します。
新型コロナウイルスの影響で換気の重要性が見直されるなか、パナソニックもそのニーズに応えるために換気機能を搭載。
除湿と加湿が行えるのも、この商品の大きな特徴。除湿すると室温が下がってしまい「寒い」と感じる場合もあるため、部屋の温度が下がらないように除湿機能を使うことで快適に過ごすことができます。
加湿機能は室外機で取り込んだ湿気を室内に還元するので、かじがやさんによると「水を用意しなくても部屋の加湿ができる」とのこと。
さらに、パナソニック独自の有害物質抑制技術『ナノイーX』によってカビやウイルスを抑制しながら、部屋の環境を整えます。
洗濯物を室内干しするときにも、活躍してくれる一台なのです。
買い忘れの心配なし!カメラ搭載の冷蔵庫
続いては「革命が起きた」とかじがやさんが語る、最新の冷蔵庫を紹介。『日立 R-HXCC54S』には、なんと庫内を撮影するカメラを搭載。
冷蔵庫の扉を開けるたびに自動的に撮影され、「卵が残り何個あるか」など庫内の様子が一目瞭然です。
画像はスマホやタブレットなどに自動で転送されるので、事前に家で確認しておく必要はなく、買い物中に確認することができます。買い忘れや二重買いの防止につながりそうですね!