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お盆のお供えの仕方とは? 知っておきたいお盆の基本知識とマナー

浄水(じょうすい)

浄水は、水やお茶のことです。仏様に供えることで、自分たちの心身も清められると言われています。浄水は、五供のなかでも特に重要なお供え物です。常に清浄なものを供える必要があるため、毎日新鮮なものに替えましょう。水を供える場合は水道水で問題ありません。お茶を供える場合は一番茶にしてください。

ただし、宗派によっては浄水を供えないところもあります。浄水が必要かどうか確認したうえでお供えしましょう。

飲食(おんじき)

お墓には果物やお菓子などを供える場合も多いですが、仏壇には飲食として自分たちが食べている食事を供えます。家族と同じものを食べられるようにしてつながるという意味が込められています。ただし、肉類や魚介類は生臭いため、飲食としてふさわしくありません。においが強い食べ物も避けたほうがよいです。

飲食は、すぐに食べられる状態で朝に供えます。朝に供えることで、子孫が朝から元気に食事をとれると先祖に伝えられます。ただし、飲食はお供えしてそのままにするのではなく、一定の時間が経過したら下げるようにしましょう。

まとめ

毎年お盆の時期に合わせて実家へ帰省している人も多いです。昨今は新型コロナウイルスの流行により帰省しにくい状況でしたが、今年は帰省するという人もいるでしょう。意味や風習を理解したうえでお盆を迎えると、お盆をより意義深いものとして捉えられるようになります。年に一度のお盆には、先祖への感謝の気持ちをしっかり伝えましょう。

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