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京都のレトロ銭湯カフェ「hashigo cafe kyoto」のフレッシュフルーツの山盛りかき氷で夏を満喫

旅行・おでかけ

DIY好きなら店内に一歩足を踏み入れただけで大興奮しそうなかわいらしいお店が「hashigo cafe kyoto(ハシゴカフェ キョウト)」。廃業した銭湯を「こんなにかわいくリノベーションできる?」というぐらいかわいく変化させた「ハシゴカフェ キョウト」の夏の名物はやっぱりかき氷! 和歌山から届く最高に新鮮なフルーツをたっぷり使ったかき氷や、あっと驚く大きさのかき氷で夏を満喫してください。

嵯峨嵐山エリアにある銭湯をリノベーションした名物カフェ

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観光スポット「太秦映画村」から歩いて7分。ノスタルジックな路面電車、京福電鉄北野線「常盤駅」から徒歩5分の場所にある「ハシゴカフェ キョウト」。ロケーションとマッチした素朴な佇まいです。

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しかし近づいてみると、取手がハシゴになっていたり、8・4・5(ハシゴ)のタイルが看板代わりになっていたり、手作りのかわいさがいっぱい。店の存在を知らずに通りかかったとしても、きっと入りたくなると思います。

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さて、ハシゴカフェですが、検索すると和歌山にも同じ名前のお店があります。実は、店主の杉本さんはもともと和歌山のご出身。和歌山のハシゴカフェも杉本さんが立ち上げられたのだそう。「和歌山のお店は、もともとメリヤス工場だったんですよ」と杉本さん。広い場所が好きで、DIYが大好きなのだとか。京都店は、元銭湯です。

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嫁いで京都に来られた杉本さん。もう、カフェ経営をするつもりはなかったそうなのですが、運命的な出会いが。それがこの銭湯跡の物件。「見て、5分で契約しました」とはすごい決断力です。

銭湯ならではのディテールが楽しいインテリアを要チェック!

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この店の魅力は、銭湯を壊してしまわずに、最大限残したままリノベーションしていること。大勢で囲める大テーブルは、浴槽の上に天板を乗せて。下を覗き込むと、タイル製の浴槽が見えます。

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洗い場と湯船の境目の段差もそのまま。さまざまなモザイクタイルは、町の人々に長く愛されてきた記憶が染みついたかけがえのないもの。

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洗い場。男湯と女湯を隔てる壁は、半分だけ壊して、往時の姿を残します。

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蛇口のカランもそのまま残した二人掛けの席。半個室的な1人席や2人席があるのも面白いつくりです。お目当ての席が空いていたらラッキー。空いていなければまた今度。何度でも訪れる楽しみがあります。

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奥のドーム状のタイルで囲われている場所は、元はネオン風呂だったそう。昔は、赤黄青のネオンで湯を照らすネオン風呂なるものがあったそうな……。半地下に潜るようにしてこもります。

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選んだのは元水風呂の二人掛け席。サウナブームの今では考えられない小ささですが、浴槽の中に足を入れて座ります。なんとなく足湯気分(もちろんお湯はありません)。

特別公開!レトロ銭湯ビフォア&アフター

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過去との比較1 左:改装前の大浴槽、真ん中:カフェの大テーブル、右:テーブルの下

リノベーション前の写真と見比べると、どれだけ変わったのか。それでいてどれだけ変わっていないのかがよくわかります。

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過去との比較2 左:改装前の片側(女湯または男湯) 右:大テーブルと1人席

銭湯を経て、一時期福祉施設に利用されていた時代もあったそう。そのときに貼られたフローリングを取り除いて出現した浴槽を再利用。電気風呂は半個室席にリノベーション。

フルーツの旬を満喫!果樹園直送の桃をまるまる2個使ったフレッシュなかき氷

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「生桃物語パート3」1550円

さて! お待ちかねのかき氷の登場です。かき氷の提供期間は、陽気がよくなってくる3月下旬頃から秋口まで。とくに6月中旬頃から8月初旬頃までは、桃!和歌山の果樹園「わかやまふるーつふぁーむ」から旬の桃が届く期間にだけ食べられる限定メニューです。

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大きな器をぐるりと囲むフレッシュな桃1個分。氷の上にかける蜜にも桃1個。この1杯に桃が2つも使われているなんて、なんて贅沢。

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ふわふわの氷にとろりと濃度のある蜜をからませて、至福の時間。見た目はとてもキュートで甘いイメージなのですが、意外にもすっきりとした甘さ。桃そのものの糖度を生かして、紅茶を合わせたシロップは、自家製の練乳で甘さを加えたフレッシュな味。これなら、この大きさでもペロっといけちゃいます。

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