9月10日は中秋の名月。中秋の名月は旧暦8月15日の夜に見える月のことで、一年で一番、月が美しく見える日といわれています。今回は、お月見のおともにしたい、月やうさぎをモチーフにした可愛らしい和菓子をご紹介します。
愛らしいうさぎ形のおまんじゅう
まずご紹介するのは、京都に本店を構える和菓子店「菓匠 清閑院」から毎年この時期に販売される「秋夜のうさぎ」。しっとりとした生地で、なめらかな「みるく餡」をつつんだお饅頭です。愛らしいうさぎの姿をかたどり、ふっくらと焼き上げられた一品。ビジュアルだけでなく、優しい味わいにも癒されるお菓子です。
こちらの商品は、なんと、パッケージもうさぎの形。中身だけでなく、外側のパッケージでも愛らしいうさぎの姿を楽しめ、手土産にしても喜ばれそうです。
秋夜のうさぎ
1個 216円(税込)
お月見の宴を表現した黒糖風味の羊羹
同じく「菓匠 清閑院」からもう一品。こちらは、お月見にふさわしい満月の夜をお菓子にうつした「観月うさぎ」です。黒糖風味の羊羹をベースに、卵白を使った東雲羹(しののめかん)で満月とうさぎを表現した、なんとも美しい創作羊羹。
日持ちも約1か月と長く、一切れずつ個包装になっているのもおすすめのポイント。秋の夜長のお供に、手元に置いておきたくなる商品です。
観月うさぎ
1個 378円(税込)
お月見にぴったりな栗あん生菓子
続いてご紹介するのは「小布施堂(おぶせどう)」の栗あん生菓子。栗菓子専門店の小布施堂では、季節や歳時記に合わせて、栗あん生菓子を販売しています。
左側は、黄身しぐれ製の「満月」。黄身しぐれの生地は卵を使った優しい味わいで、ほろっとした食感の生地と、中の栗あんがよく合います。右側は、上用まんじゅう製の「うさぎまんじゅう」。しっとりとした皮が栗あんの美味しさを引き立てます。
お月見にぴったりな、二種類の可愛らしい栗あん生菓子。ぜひセットでお月見のひとときをお楽しみください。
満月、うさぎまんじゅう
各1個 357円(税込)
販売期間:2022年9月10日まで
取扱店舗:小布施堂本店、MIDORI長野店、ながの東急百貨店、伊勢丹新宿店(小布施堂Shinjuku)、松坂屋上野店、松坂屋名古屋店、阪急うめだ本店
※オンラインショップはセット販売のみとなります。
季節の生栗菓子【葉月・長月】8 個入 3,176円(税込)、12 個入 4,277円(税込)
お月見にちなんだ干菓子の詰め合わせ
次にご紹介するのは、金沢の老舗「加賀藩御用菓子司 森八」の「お月見○和三盆」。
満月をかたどった「名月」、月のうさぎをモチーフにした「兎」、「抹茶落雁」の3種類の落雁(らくがん)がセットになった、お月見にちなんだ干菓子の詰め合わせです。
口の中で優しく溶けて上品な甘さが広がる落雁は、お茶のお供に最適。美しい月を見ながら、優雅なティータイムが過ごせそうです。
数量限定のため、気になる方はぜひお早めにチェックしてみてください。
お月見○和三盆
1,188円(税込)(名月・兎 各3個、抹茶落雁 5個入り)
販売期間:(店頭)2022年9月4日~9月10日、(オンラインショップ)2022年8月17日~9月8日
カラフルなお月見モチーフの琥珀羹
最後にご紹介するのは、同じく金沢の老舗「石川屋本舗」の「かいちん お月見」です。
金沢では昔、おはじきのことを「かいちん」と呼んでいたことから、その名が付いたお菓子。まさにおはじきのような、カラフルな色彩に魅了される一品です。
季節ごとにさまざまな形が登場するかいちん。この時期に販売されるお月見バージョンは、満月にうさぎ、お月見団子など、お月見にちなんだ様々なモチーフが詰め合わせになっています。
可愛らしいだけでなく、琥珀糖(こはくとう)ならではのシャリっとした食感が心地よいお菓子。この時期限定のかいちんをぜひ味わってみてください。
かいちん お月見
1,080円(税込)