目次
杏 “洗練見え”を叶える白トップスとデニム
選ぶフォルムや合わせ方次第でがらりと表情が変わる「デニム」。定番だからこそスタイリッシュに着こなしたい。今回、大人の女性から高い支持を得る3ブランド発のデニムと、清潔感溢れる「白」のトップスの装いを、杏さんが清々しく纏います。
宝島社公式通販サイト「宝島チャンネル」なら電話注文もOK! 詳しくはこちらをクリック
【電話注文専用TEL】0120-203-760
【受付時間】9:00~18:00(土日祝日を除く)
<THE RERACS>ミニマルデザインのトップスがワイドデニムを大人らしく昇華
ゆったりとしたシルエットのワイドデニムに、ボトルネックと肩のデザインが特徴的なトップスを合わせた緩急をつけたコーディネイト。デザインコンシャスなベルトバッグが全体を引き締め、洗練された印象へと導く。
<Mame Kurogouchi>美脚効果抜群のフレアデニムにはボリュームトップスで甘さを一匙
ラインの美しいフレアデニムに合わせたのは、ボリューム袖のブラウスにニットベストをレイヤードした甘さのある組み合わせ。センタープレス入りデニムならきれいめなカジュアルスタイルが完成する。
<HYKE>Tシャツとデニムの定番コーデは旬度の高いニットケープで洒落る
Tシャツにフリンジが特徴的なニットケープを重ねたひと癖ありのスタイル。ダメージ加工が施されたクロップトデニムを投入することで、アクティブさと洒落た雰囲気が増す。
<SPECIAL INTERVIEW>好きな世界に浸る時間があることで忙しい毎日を明るく前向きに楽しめる
コンスタントに話題作での主演が続き、俳優として確かな地位と人気を獲得している杏さん。自身のYouTubeチャンネルやインスタグラムなどで披露する、多芸多才ぶりでも話題を集める。プライベートでは3児の母でもあり、多忙を極める彼女に日々を楽しく美しく過ごす秘訣を聞いた。
夏のデニムスタイルは涼やかな着こなしを重視
大人のデニムスタイルをクールに着こなしてくれた杏さん。パンツのシルエットの美しさとはき心地のよさに感動した様子。
「デニムパンツは大好きなのですが、デザインのきいたものに挑戦したくてもなかなか合う丈が見つからず、スタンダードなものがほとんど。この撮影ではいたパンツはどれもちょうどいい丈で、デザインも素敵だったので気分が上がりました。肌にもしっくりなじんで、着心地がよかったです。ハイウエストは安心感があるし、ダメージなどの遊びがあってもシルエットが美しいから大人っぽく上品にはけますね」
白いトップスとのコーディネイトも、杏さんの今の気分にフィット。
「最近、明るい色やビビッドな色の服を身につけるようにしています。白のトップスは顔映りがよくて、清々しい印象になるので普段から取り入れています。年齢的なこともあるし、雑踏のなかにいても子どもが見つけやすいので、多少目立つ格好をしようという意図もあります」
酷暑の夏には、涼やかさを感じさせるアイテムを投入することで、デニムパンツを軽やかに着こなしたいという。
「開襟シャツは夏によく着ます。涼しくて合わせやすいし、ボタンを開ける位置に悩まなくても自然に襟が開くので、首元やデコルテが綺麗に見えるところも好きです。アクセサリーをつけるだけで着こなしがまとまるので、慌ただしい時にも助かります」
6月に開けたばかりのピアスのお洒落も、これから楽しみたいことの一つ。
「今年は本厄なので厄落としという意味合いと、マスクをする時間が長いので顔まわりを華やかにしたいなと思って開けました。指輪でもいいけれど、家事をする時に外したりつけたりするのが面倒で、ピアスならつけたままで一日過ごせるのがいいなと思いました。なにより、私がアクセサリーをつけていると子どもたちが喜びます。大ぶりのパールのピアスをシンプルなニットに合わせたら素敵だなとか、ちょっと個性的なものを取り入れてみたいなとか、インターネットで探しながら妄想中です(笑)」
公正取引委員会を舞台にした新ドラマで実直な元刑事を好演
仕事ではフジテレビ系“月9”の連続ドラマ「競争の番人」に坂口健太郎さんとダブル主演。公正取引委員会の第六審査を舞台にしたエンタメミステリー。
「名前を聞いたことはあっても、実態はよく知られていない組織で、ドラマとしてスポットを当てたのも初めて。この公正取引委員会は閉ざされた世界ではなくて、実は私たちの身近なものを扱っているんです。スーパーに並んでいる商品も競争を経て価格が決められているわけで、そうした競争の場を守ってきちんと戦わせる“番人”です。一話ごとにいろんな業界を取り上げていて、公正取引委員会の方が監修しているのでリアリティもあると思います」
杏さん演じる白熊楓は、実直で感情のままに行動する元刑事。ミスを犯して公正取引委員会に異動になり、ダブル主演の坂口健太郎さん扮する天才で理屈っぽくひねくれ者の小勝負勉とバディを組む。
「白熊は配属されたばかりで経験も知識も少なく、視聴者に近い立場でいろんな疑問を投げかけていきます。一見、売り上げを上げるための工夫のようだけど、独占禁止法に照らすとルール違反だったりする。警察のように明確な善悪の線引きが難しい部分もありますが、そこが興味深くて新しい面白さを感じてもらえるはず。それに、30代で転職する人も多いと思うので、全く新しい業種に取り組んで戸惑いつつも成長していく白熊の姿に、共感できるところもあるのではないかと感じます」
プライベートでは3児の母でもあり、仕事との両立で大忙しの毎日。そのなかで子どもを寝かしつけた後のひと時が、大切なリラックスタイム。海外ドラマを見るのが最近好きな過ごし方だという。
「今までは本や漫画のほうが好きだったんですが、近頃ようやく映像を見ることを覚えました(笑)。サブスクリプションだと見放題で楽しめるので、便利な世の中になったなぁと思いながら浸っています。『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』のシリーズを見続けているのですが、全部で370話以上あるのでまだ道半ば。話数が多いのも海外ドラマの醍醐味で、好きな世界の物語がたくさんあるのが楽しい。多面的に人物像や人間関係が描かれていくので、その人たちを本当に知っているような気になります」
今後は『ゲーム・オブ・スローンズ』や『ストレンジャー・シングス』『エミリー、パリへ行く』を見たいと熱は冷めやらぬ様子。
「好きなことがたくさんあるほど毎日が楽しくなる気がします。忙しくてもその世界に触れるだけで気分転換できて、ワクワクしたり、明るい気持ちになれますから」