わが子のことはかわいくて仕方ないけれど、子育て中はいつでもニコニコしていられるわけではありません。イライラしたりため息をついたりして、そのうち自分を責めるような気持ちになっていたら、それは頑張りすぎているサインかもしれません。そこでマインドフルネスのスペシャリスト田中えりさんに、“肩の力を抜いて生きていけるコツ”を教えてもらいました。
――もし、お母さんが時間を守れなかったときはどうしたらいいでしょうか?
田中さん:基本的なことですが、時間を守れなかったときは大人も子どもにちゃんと謝ることが大事です。「30分って言ったのに10分過ぎちゃったね、ごめんね」と素直に謝れるかどうか、自分の心に余裕があるかにも意識を向けて欲しいなと思います。
忙しい日々の中で、家族にばかりに目がいき自分のことを意識することを忘れていることも多いのではないでしょうか。自分や家族のためにも心の余裕を持つことも大切です。まずは教えていただいた呼吸法をさっそく取り入れてみてはいかがでしょうか。