6畳1Kの小さなお部屋。自分の大切にしたいものを選んで、好きなものを詰め込んだ自分らしくカラフルな空間を作られている、一人暮らしのお部屋を拝見しました。
お気に入りをいつでも目に入る場所に
6畳の1Kで一人暮らしをしていらっしゃるフジタナミさん。今のお部屋で暮らし始めて1年ほど。お部屋の決め手は、南向きで日当たりがいいことと、周辺環境の利便性の良さ。カラフルなアイテムを楽しく使いながらも全体にまとまりのある空間をつくられています。
カラフルだけど、全体でまとまりのあるカラーリングが印象的なナミさんのお部屋。ブルーグリーンの壁紙は、賃貸でもOKのものをご自身で貼られたもの。
カラフルなファブリックはFrancFranc、小物はIKEAで購入することが多いのだそう。
「洋服は似合う、似合わないもあるし、人からどう思われるかを気にしてしまうこともあるけど、自分の部屋なら誰にみられるわけでもないし、好きなものを詰め込もう!と思って。カラフルなお部屋なので、何色を使うかは決めずに好きなようにしているけど、そのかわりに木目の色を揃えたり、ポイントカラーはゴールドで統一したりしています」
間仕切り代わりにも使われている赤いIKEAのハンガーラックはお気に入り。ちょっと変わった形をしているので、飾るものによって部屋のアクセントにもできるそう。その隣には鏡をとりつけて、帽子やカード、ドライフラワーなど、好きなものを周りに飾ります。
「もともと洋服が好きなので、自分の気に入っているものを周りにおいた鏡の前で服を確認するのが、好きな時間です。自分の好きなものが凝縮されたスペースですね」
小さな部屋でも楽しく過ごす工夫
元々は、ものを溜め込んでしまうタイプだったというナミさん。このお部屋に引越す際、まずはものを減らすところからスタート。最初に収納に使うラックやボックスを決めて、そこから溢れないように管理されているそう。冬物はクリーニング&保管のサービスに預けるなど、小さいお部屋でも収まるよう、量を調整されているそうです。
「もともといっぱいものを持っていたんですが、持ってたものの中でだんだん使わなくなってきてしまったものとか、好みが変わって好きじゃなくなったものとか、自分の好みを結構研究しました。自分がずっと使い続けられるものや、持っていたいと思うものがやっと最近わかるようになってきたので、それを集めることで、統一感が出てきたのかもしれません」
小さなお部屋なので、ベッドはおかずに布団で。ふだんは畳んで壁側に沿って置くことで、空間を有効活用されています。
ローテーブルではなく、あえてダイニングテーブルを選択。このダイニングを中心に、他のもので部屋が狭くならないように工夫されているのだそう。ダイニングテーブルはNOCEのもの。雰囲気のあるチェアはリサイクルショップで購入。
この椅子に腰掛けて、食事をとったり、テレビを見たり。背もたれが丸い形で肘掛けのあるチェアはとても座り心地がいいのだそう。
「お気に入りのものを集めることで、居心地のよい空間をつくりたい」と教えてくれたナミさん。小さなお部屋でも、「自分がずっと持っていたいもの」を大切に、カラフルで楽しい空間をつくられていました。
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text : Miha Tamura / photo : @_sea_73_
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出典: goodroom journal