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着る服がない!はクローゼットで解消。本当に着たい服が選べるプロの衣服収納法

インテリア

よく聞く「着る服がない!」。そう感じるのは、クローゼットが整っていないから。クローゼットの情報量が多すぎて、本当に着たい服が見つけにくい状態になっている可能性があります。選びやすくするには、洋服を必要な分だけに絞り出すことが必要です。毎日の洋服選びを心地よく、本当に着たい洋服を選びやすくしていきましょう。

理想のクローゼットを作るためには?

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クローゼットの中に洋服が積み重なっていませんか?洋服の枚数がたくさんあるからといって、そんなにたくさんの枚数を着こなすだけの体の数も日数はありませんよね。「着る服がない」からは脱却した、クローゼット収納を作りましょう。
そのためには、「収納するモノ」「収納する場所」「収納する数」「収納用品」を抑えることが必要です。
クローゼットを整える時は、まずクローゼットの中の洋服を全部出します。とても億劫な作業に思えるかもしれませんが、実はこれが「一番の近道」。埋もれている洋服が出てきて、何年も袖を通していない洋服の存在に気づく大切な作業にも繋がります。
全ての洋服を出したら、クローゼットの中の埃を掃除。これもまた、これから理想のクローゼットをつくるための大切な作業です。

1.収納するモノと場所

ハンギングスペースにはハンガーに掛けるべき服を掛ける

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ゼロ状態になったクローゼットに、ハンガーをかけるハンギング収納スペースと、畳んで収納する引き出しスペースをつくります。
まず、ハンギングスペースには、ハンガーに掛けて保管すべき洋服を優先的に収納していきます。
例えば…
・ワンピース
・シャツやブラウス
・スラックスやセンタープレスが入ったボトム
・スカート
・ジャケットやアウター
・スーツ
などの型崩れを防ぎたい洋服をイメージすると片づけやすいですね。
ありったけの洋服を掛けていくと、ハンギングスペースがパンパンになってしまうので、お気に入りの洋服から優先して収納していきましょう。そうすると必要のない洋服が見えてくるはずです。

引き出しスペースには畳んでいい服をしまう

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次に、畳んで収納する洋服を引き出しスペースに収めていきます。「畳む洋服=おうちで洗濯できる洋服」とイメージすると分かりやすいですね。
例えば…
・インナー
・Tシャツなどのカットソー
・カジュアルパンツ
など。洗濯からあがってきた洋服を、スムーズに畳んで収めることができるように、十分な場所を確保するというのがポイントです。そのために、洋服は持ちすぎないようにすることが重要なのです。

2.収納する数

ライフスタイルに合った適正数を知る

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ありったけの洋服をクローゼットにしまうことには限界があります。クローゼットの中はパンパンになってしまい、無理やり詰め込むことで、かえって洋服がシワになってしまったり、着る機会さえ逃してしまったり…そうしていくうちに洋服は古びていくのです。自分のライフスタイルに合った適正数を知り、洋服一枚一枚と向き合うことが大切です。

・どんな洋服が今の自分に合っているのか?
・仕事着は週に何着必要なのか?
・プライベートはどんな洋服を着たいのか?
・冠婚葬祭着は何枚も必要なのか?
・昔買った洋服は、手放すことはできないのか?
・手放すことができない理由は何か?

洋服一枚一枚に対して、本当に必要なのか、使う予定があるものなのかを問いかけてみてください。手放すことができずに持っているだけの洋服なら、その洋服はすでに役目を終えているのかもしれません。

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アンダーウェアやカットソーなどの洗濯できる素材のアイテムは、「何枚持っていればお洗濯が回るか」という基準を設けると枚数のルールを決めやすくなります。
例えば、毎日洗濯する人なら、アンダーウェアは2枚+予備1枚=計3枚あれば十分。出張や旅行に度々行く人なら、日常枠に予備枠を増やす考え方です。洗濯すればローテーションは回るのですから、枚数はそんなに多く必要ないのです。適正数だけ持ち、それをしっかり着回してあげる方が、洋服一枚一枚を無駄なく使っていることになりますよね。

3.収納用品

収納するモノと、収納する場所と、収納する数が決まったところで、今度は収納用品に目を向けます。収納用品は今あるものを生かして使うのももちろん良いですが、クローゼットの大改革を起こすなら、心機一転するのも悪くありません。その場合は、注意していただきたいことがありますので、参考にしてみてくださいね。

引き出し収納は連結されていないものを選ぶ

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よくあるのが3段引き出しなどの連結されたもの。
お値段の買いやすさや手っ取り早さが魅力ですが、その形に縛られクローゼット内をカスタマイズしづらい点がデメリットです。
1段ずつ単品で売られているもの、買い足しがしやすいものに目を向けて購入しましょう。

ハンガーはかさばらないスリムなもので統一する

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ハンガーを1つに統一することで、無駄な余白をなくし、規則正しく整列する効果が表れます。もっと言うと、そのハンガーをスリムでかさばらないものにすれば、より多くの洋服をキレイに並べることができます。ジャケット用ハンガーとシャツ用ハンガーを使い分けたり、クリーニングでもらったハンガーを活用したりするよりも、1つのハンガーで統一する方がクローゼットが整う最善策なのです。(左:MAWAハンガー 右:コストコ)

棚上は取っ手のあるものを活用する

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クローゼットの棚上には、季節のものや使用頻度の低いものを収納するのがおすすめ。棚上は手が届きづらい場所であるため、日常的によく使うものを収納するには不向きです。ただし、使いたい時に取りづらいと使わないまま死蔵品になってしまう恐れがあるので、取っ手付きの収納用品を活用するようにしましょう。そうすると、高い位置のものでもスッと手が伸び、モノを管理しやすくなります。

今回はクローゼット収納術についてご紹介しました。着たい洋服がすぐに見つけられずモヤモヤ…そんなストレスを感じたら、クローゼットの大改革を起こしてみるのはいかがでしょうか。いままでのクローゼットが生まれ変わった時、きっと気持ちもスッキリとするはずです。

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