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鉄板で焼く恵方巻き。グランドハイアット東京「けやき坂」で極上食体験レポ

グルメ

六本木にあるグランドハイアット東京では2月3日(日)の節分に向けて、「鉄板焼きレストラン けやき坂」でブランド牛を贅沢に使った高級恵方巻きを提供しています。1本6,000円という恵方巻きはなかなか手が出しにくい代物ですが…。今回、そのおいしさを確かめに実際に食べてきました。

macaroni編集部レポート

鉄板焼きレストラン けやき坂の「肉巻き 恵方巻き」

Photo by macaroni
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「高級恵方巻きって、高級食材を使っているだけであんまりおいしくないんじゃないか……」

スーパーでちょっと高めの恵方巻きを買うのが精一杯な筆者は、気をてらったような作りの高級恵方巻きに対して半信半疑になっていました。

六本木にある「鉄板焼きレストラン けやき坂」が先日より提供開始した、トリュフとオリジナルブランド牛を使った「肉巻き恵方巻き」に対しても、はじめはそんな気持ちが拭えませんでしたが……。

事の流れでその高級恵方巻き提供していただけることになり、鉄板焼きレストラン けやき坂に行ってきました!

Photo by macaroni
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六本木にそびえ立つラグジュアリーホテル グランドハイアット東京の4階に内設された、鉄板焼きレストラン「けやき坂」。食材を焼く匂い、音、盛り付け、そしてシェフとのコミュニケーションなどによって、多面的に食事を楽しめるレストランだと評判です。

重厚な扉を開けて中に入ると、そこに広がるのは豪華絢爛な空間。カウンター席の目の前にはカウンターの端から端まで鉄板が連なり、ディスプレイされた野菜は活気に満ちた市場の風情を感じさせます。

高級感のある雰囲気に少し緊張しつつカウンター席に着席。すると、けやき坂料理長 本多良信さんがやってきて、直々に肉巻き恵方巻きを作っていただきました!

オリジナルブランド牛「けやき牛」を贅沢に使用!

Photo by macaroni
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調理に入る前に見せていただいたのは、肉巻き恵方巻きに使われる具材。「肉は全部うち(けやき坂)のオリジナルなんですよ」と本多シェフが自信ありげにもってきたのは、A4ランクのサーロインと牛ヒレ肉。実はこちらのお肉、東京都のあきる野市で飼育されている特別な黒毛和牛に、キヌアや昆布、カカオ、ブルーベリーなどのスーパーフードを与えて育った「けやき坂」オリジナルのブランド黒毛和牛「けやき牛」なんです。

料理長をはじめとするけやき坂のスタッフが月数回牧場に訪れ、資料の配合から生育チェック、出荷、上場まで携わる徹底したこだわりぶりで、毎月厳選した4〜5頭、A4・A5の雌牛のみを仕入れているそうです。

Photo by macaroni
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オリジナル黒毛和牛「けやき牛」のヒレ肉をトリュフオイルでマリネし、卵焼き、ごぼう、しいたけ、かんぴょう、三つ葉と一緒に、削ったトリュフを混ぜこんだ酢飯で巻きます。海苔の代わりに「けやき坂 ビーフ」のサーロインを巻いて、出てきたのがこちら(写真上)。

台形の形をしたその姿は“肉の延べ棒”とでもいうような見た目。注文が入ると厨房で具材が巻かれ、この状態になって鉄板へと運ばれてきます。

鉄板で焼いて仕上げる恵方巻き、その味は...。

Photo by macaroni
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成型された肉巻き恵方巻きが、いよいよ鉄板の上に……!脂がジューッと弾ける音、煙と一緒に立ち込める香りを発しながら、手際よく一面ずつ丁寧に火入れされていきます。

「ただ型とったものを焼くだけなんですけどね」と本多料理長は笑っていましたが、素人では到底真似できないほど綺麗に火が入ったレア状態。視覚、嗅覚、聴覚が刺激され、食欲は最高潮に!

Photo by macaroni
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そうして完成したのがこちら!カットしたその断面は綺麗な層になっていて、厚めのヒレ肉ものぞかせています。仕上げに黒トリュフがスライスされて、とても豪華な見栄えです。

たまらずひとくち食べると、細かいことは抜きにしてただ「おいしい!」という、シンプルな感情が脳を支配します。口いっぱいに広がるのは、けやき牛のしつこくない上品な脂の旨味。そして、トリュフの芳醇な香りが鼻を抜けていくのを感じます。

手が汚れるから基本的にカットした状態でしか出さないとのことですが、人生に一度でいいからこの贅沢な恵方巻きを丸ごとかぶりついてみたい……!

至極なおいしさ。けやき牛のサーロイン、ヒレ肉を堪能...!

Photo by macaroni
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本当は恵方巻きをいただいて取材終了の予定でしたが「せっかくだから食べて行って!」と言っていただき、けやき牛のサーロインとヒレ肉をいただいちゃいました!

サーロインは箸で切れるほどの柔らかさ、口に入れた途端に脂が溶けてうっすらとハーブのような爽やかな風味を感じられます。本多料理長の絶妙な火入れで焼かれたヒレ肉は歯切れよく、噛む度に感じる旨味に表情も緩みます。

口から消えていくけやき牛の味わいに、愛おしさすら覚えるほど絶品でした。

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