無料の会員登録をすると
お気に入りができます

節約してるのに貯まらないのは要注意。「節約しているつもり」になりがちな“4つの行動”

「しっかり節約しているのに貯まらない」と感じている人はいませんか? 実はそれ「節約しているつもり」になっているだけかもしれません。そんな節約している“つもり”になりがちなNG行動について、しっかり確認しておきましょう。

「節約しているつもり」になりやすい節約とは?

picture
www.photo-ac.com

「節約しているのに貯まらない」という人は、「節約しているつもりなだけ」ということが多いのです。ついついこんなことばかりしている人は、節約している“つもり”になっている可能性大!

節約を継続していきたい人は、「つもり」からは卒業して、「本当に効果のある節約」にぜひ変えていきましょう!

1 小さな支出だけしか節約しない

picture
stock.adobe.com

レジ袋代、ATMの手数料、自動販売機の飲料など、「ちょっとした支出にお金を使うのはもったいない」と節約する気持ちは大切です。
しかし、実際に「節約しているつもりなだけ」の人の話を聞くと、固定費の見直しもせず、家計簿もつけず、家計の残高管理もせず、やっているのは「小さな支出の節約だけ」という人が意外と多いのです。

確かに、小さな支出の節約はとても大切ですし、そのような小さな支出の節約ができない人は、貯蓄が苦手な人が多いのです。

しかし、本当に節約を成功させている人は、小さな支出の節約は、節約のごく一部。例えば、住居費や生命保険や通信料などの、もっと効果的に節約できる大きな支出の節約と、小さな支出の節約を同時にかけ合わせ、より大きな節約にしていることがほとんどです。

本当に効果のある節約を実践したいなら、小さな節約だけでなく、大きな節約も忘れずに行いましょう。

2 小銭ばかりを貯める

picture
stock.adobe.com

「難しい節約は苦手だから、昔ながらの貯金箱にお金を貯めています」という人がいますが、このような人は、小銭を貯めるのは得意なのですが、実は大きなお金を貯めるのは苦手という人が多いです。

もちろん、「小銭を貯める」ことが悪いわけではありません。しかし、お財布の中に入っている数百円の小銭を貯めることばかりに積極的になっても、年間で数万円前後の貯蓄で終わってしまい、大きな貯蓄につながらないことがほとんどです。

一方、節約が得意な人というのは、必ずといっていいほど数百万円から数千万円といったまとまった額の貯蓄をもっています。

そのような大きな貯蓄にするのに、「小銭貯金だけをしてきた」という人はほとんどいません。

「貯蓄が苦手だから小銭だけでも貯めよう」という気持ちは大切ですし、今後も小銭貯金はしていただいて構いませんが、それ以外のところで、どのように大きな額の貯蓄も作るのかという計画も立てましょう。

3 払い渋る

picture
stock.adobe.com

「少しでも支払うものを少なく、遅く支払った方が節約になる」と考えてしまう人もいるのですが、このような人も「節約したつもり」になりやすいので注意してください。

いくら支払いを先延ばしにしても、結局支払う金額は同じですし、遅くなればなるほど延滞料などもかかる可能性が出てくるので、結果としては「損」につながることがあります。

これまでたくさんの方のお話を伺ってきましたが、このような目先のお金の支払いを出し渋る人ほど、節約どころか、赤字が増える傾向が高くなっていることが多いので気をつけましょう。

反面、節約に成功している人ほど「支払うべきものはすぐに支払う」という傾向があります。払うものをさっと支払ってスッキリした後に、残ったお金を上手に使い、さらに貯蓄を増やすのです。

ついつい支払いを先延ばしにしがちな人は、まず「先に支払う習慣」をつけるだけでも、その後の節約に成功する可能性が高まりますよ。

4 自分の得ばかり考える

picture
stock.adobe.com

「会計時には自分だけポイントを貯めようとする」「プレゼントのお返しをしない」など、「節約=自分が得をすることだけを考える」になっている人もいます。

確かに、プレゼントのお返しをしなければ、プレゼントの費用はかからないので目先の支出は抑えることができますし、他の人の分も自分がポイントをもらえばお得になります。

しかし、本当に「そこで支出を抑えたり得をしたりすべきなのか」と疑問になってしまう人も多いのではないでしょうか。

もちろん、見栄を張って友人に大盤振る舞いをすることが大切なのではありません。しかし、人間は1人で生きているのではないのですから、ある程度の交友関係は大切です。

周囲との関係も壊してしまうような節約は、お金は貯まっても失うものも大きい節約になってしまいます。

必要以上に広すぎる交友関係も支出が増えすぎる原因になりますが、自分の世界を小さくしすぎてしまう節約も、生活の潤いが少なくなりすぎる原因になりますので、「ほどほど」におさめておきましょう。

オリジナルサイトで読む
記事に関するお問い合わせ