おしゃれなクリスマスツリーはクリスマス気分をさらに盛り上げてくれますよね。最近では北欧風のデザインや壁にかけられる壁面タイプ、卓上にも置ける小さいクリスマスツリーなどさまざまな種類が増えています。クリスマスツリーの意味や起源、選び方とあわせておすすめのクリスマスツリー&オーナメントをご紹介します。
クリスマスツリーの意味と起源
クリスマスツリーは、クリスマスをお祝いする代表的な飾りです。冬の間に葉が落ちない常緑樹が使用され「永遠の命」の意味を表します。諸説ありますが、クリスマスツリーの起源はゲルマン民族の「冬至」のお祭りだとされています。ゲルマン民族は樫の木を永遠の象徴として崇めていました。その後、8世紀頃のドイツではキリスト教以外の宗教を認めなかったため、宣教師によってその樫の木が切り倒されてしまいます。すると、そこから奇跡のようにもみの木が生えてきたことから、クリスマスツリーとしてもみの木を飾る習慣が定着したともいわれています。
クリスマスツリーの頂上の星の意味
クリスマスツリーの頂上に飾る星は「ベツレヘムの星」に由来するといわれています。新約聖書によると、ベツレヘムでイエス・キリストが生まれた日、誰も見たことがないほど輝く星が見えました。その星は、東方の三博士にイエス・キリストの誕生を知らせ「ベツレヘムの星」と呼ばれるようになったのです。クリスマスツリーの頂上で輝く星は、イエス・キリストの誕生を象徴しているのですね。
クリスマスツリーには何の木が使われる?
クリスマスツリーの定番といえば、もみの木ですよね。もみの木といってもいくつかの種類があり、「ヨーロッパモミ」「ウラジロモミ」「コーカサスモミ」など国によって主流が異なります。「永遠の命」の象徴であるクリスマスツリーには、冬にも葉が落ちない常緑の針葉樹が選ばれます。他にも、「ドイツトウヒ」「ゴールドクレスト」なども人気ですよ。
クリスマスツリーはいつから飾る?
日本では、11月下旬から12月上旬にかけて飾り付けるご家庭も多いクリスマスツリー。クリスマスの本場ヨーロッパでは、クリスマスツリーを飾る時期が決まっています。イエス・キリストの誕生日である12月25日の4週前の週の日曜日から12月24日までを「アドベント(待降節)」と呼び、クリスマスツリーを飾るのです。2022年の場合、日本のアドベントは11月27日から。今年は、伝統にならってクリスマスツリーを飾ってみませんか?
クリスマスツリーの選び方
ここからは、クリスマスツリー選びに失敗しないためのポイントをご紹介します。
幅や高さなどのサイズで選ぶ
設置場所の高さや幅をチェックし、ぴったりなサイズのクリスマスツリーを選びましょう。一般的な家庭のリビングの定番サイズは150cmといわれます。高さ100〜120cm程度のクリスマスツリーであれば、玄関やひとり暮らしのお部屋など幅広い場所に飾ることができますよ。存在感のあるツリーをお迎えしたい場合は、身長よりも高い180cm以上のものを選ぶと場が一気に華やかに。テーブルや棚の上などにインテリアとしてクリスマスツリーを飾りたい方は、90cm以下のものがおすすめです。
葉の種類や色で選ぶ
普段、わたしたちがお店で手にする機会の多いクリスマスツリーの多くは、ポリエステルなどの人工素材でつくられたものです。ナチュラルな雰囲気が好きな方は、ツヤが少ないマットな見た目のクリスマスツリーを選んでみましょう。他にも、雪が積もったようなホワイトカラータイプのツリーも人気です。ゴールドやシルバーの装飾とも相性がよく、大人っぽい雰囲気を楽しめます。
オーナメントやLEDライトなどの飾りで選ぶ
クリスマスツリー初心者さんには、オーナメント付きのセットがおすすめです。あらかじめ必要なオーナメントが付属しているので、センスに自信がない方も安心して飾り付けできますよ。自分のセンスで飾り付けを楽しみたい方は「ヌードツリー」(飾り付けのないツリー)を買って、お気に入りのオーナメントやLEDライトで世界にひとつだけのクリスマスツリーを飾ってみましょう。
クリスマスを彩るおすすめのクリスマスツリー&オーナメント10選
ここからは、minneで見つかるおすすめのクリスマスツリー&オーナメントをご紹介します。
卓上に飾れる「小さいクリスマスツリー」
コンパクトサイズで気軽にクリスマス気分を味わえるクリスマスツリーをピックアップしました。
大人可愛いミニツリー
ゴールドのパーツを中心に、宝石のような星型パーツがたくさん散りばめられたリッチな印象のクリスマスツリー。高さ8〜9cmで、気軽にデスクや棚の上に飾って楽しめるサイズです。