貯金をしっかりしたいと思っているのに、なかなか貯められないということはありませんか? 実はお金を貯めるのが得意な人と、お金を貯めるのが苦手な人では、玄関から違いが出ます。ここでは「お金を貯めるのが苦手な人の玄関」についてご紹介します。
お金が貯まらない玄関とは?
お金を貯めるのが得意な人と、お金を貯めるのが苦手な人の玄関には、一目見るだけでもわかる特徴があります。
お金を貯めるのが苦手な人の玄関に当てはまる項目がないか、一緒に確認していきましょう。
1.靴箱から靴があふれている
お金を貯めることが苦手な人の玄関には、たくさんの靴があふれている傾向があります。
「おしゃれは足元から」という言葉があるように、おしゃれ好きな人の靴はたくさんある傾向がありますが、パンプス、運動靴、ブーツ、サンダルなど、季節に合わせてさまざまな種類の靴を集めすぎると、靴箱に入りきりません。
あまりに数が増えると、自分でも「何の靴を持っていたか」忘れてしまうこともあるでしょう。
その結果、出かけた先で新しい靴が欲しくなり、ついまた靴を増やしてしまうことを繰り返しがちなので注意が必要です。
一方、お金を貯めるのが得意な人の靴箱は、いつもスッキリとしていて、いつ見ても少ない数の靴しか置いていないという特徴があります。本当に必要な靴しか所有していないので、「いつ履いたか分からない」ような靴は一足もないという人が多いですよ。
もちろん、おしゃれが好きで「靴のためならいくらお金を出しても惜しくない」という人はいくら靴を集めていただいてもかまいません。しかし「お金が貯まらない」と困っているなら、靴箱に入りきれないほどの靴を購入するのではなく、厳選した何足かを大切に履く方が節約になりますので、試してみてください。
2.ビニール傘がたくさんある
お金を貯めるのが苦手な人の玄関には、ビニール傘もたくさんある傾向があります。
お金を貯めるのが苦手な人は「雨が降りそうな日にも傘を持参しない」ため、出先で急な雨に降られビニール傘を購入し、かつ購入したビニール傘の整理を行わないので、いつの間にかビニール傘ばかりがたくさん増えてしまうのです。
一方、お金を貯めるのが得意な人は、出かける前に天気予報を確認し、心配な時は「折り畳み傘」を持ち歩くので、出先で急に傘を買うということがほとんどありません。
お金を貯めるのが苦手な人は、「ビニール傘なら数百円だから使い捨てでも惜しくない」と考えがちですが、お金を貯めるのが得意な人は「少し備えるだけで買わずにすむものにお金を使うのはもったいない」と考えるのです。
たかが数百円の支出でも、積もり積もればそれなりの金額になるものですから、不要な支出を避けるだけでも、お金が貯まりやすくなりますよ。
3.靴や傘以外のものが多い
玄関に、靴や傘など一般的に玄関にあることの多いものだけでなく、インテリア用品、子どものおもちゃや乗り物などが玄関に散乱している人もお金が貯まりにくい傾向があります。
もちろん、手間を省くために「玄関にあった方が効率が良い」と思われるものを少量玄関に置く、というのは問題ありません。好みの玄関にするために多少のインテリア用品などが置いてあるのも問題ありません。
しかし、あまりに物を置きすぎてしまうと、いつの間にか「そこにあるのに目にも入らなくなる」ものです。
いつの間にか玄関の片隅でホコリまみれになっているものは、「持っていることさえ忘れているもの」ですから、多すぎる靴と同様に、「ダブリ買い」などの原因になりやすくなります。
一方、お金を貯めるのが得意な人は、靴や傘、少量のインテリア用品に便利グッズなど、置くものを厳選しているだけでなく、置く場所までしっかり決めていることがほとんどです。
「何がどれだけ、どこに置いてあるか」を常に把握しているため「ダブリ買い」をすることもありません。
お金を貯めたいなら、自分が把握できる分量を所有する習慣をつけることも大切なことです。
4.家族の数以上の靴がいつも出ている
玄関にいつも出ている靴の数が、「家族の数以上」になっている人も、お金を貯めるのが苦手な傾向があります。
なぜなら、履き終えた靴を靴箱にしまう習慣がない人は、靴を大切にする習慣もないことが多いからです。
「出したら出しっぱなし」というのが当たり前になってしまうと、うっかり靴を踏んだり蹴とばしたりする回数も増え、靴が傷みやすくなってしまうために、買い替えのサイクルが早まってしまうことにもつながります。
一方、お金を貯めるのが得意な人は、家族の数と同じ数の靴しかいつも出ていないので、靴を雑に扱うといったことも少なくなり、靴も長持ちする傾向があります。
「傷んだらすぐ買い替えればいい」という使い捨て思考は、無駄な浪費を招きやすいので注意しましょう。