食べたり飲んだりする機会が多くなるこれからの時季。「食べすぎてお腹ぽっこりになるのでは…」と不安になる方も多いのではないでしょうか。
ならば、食べながらお腹痩せしましょう!
そこで今回は、「食べながらお腹痩せする方法」を5つお伝えします。
食べながらお腹痩せする「5つの方法」とは?
それでは早速、食べながらお腹痩せするにはどうすればよいか、その方法についてお伝えしていきましょう。
食べながらお腹痩せするには、
・カロリーオーバーの防止
・血糖値の急上昇の抑制
・腸内環境の正常化
という3つがポイントと言えます。
この3つのポイントを踏まえると、食べながらお腹痩せする方法として、以下の5つが考えられます。
では、一つずつ説明していきましょう。
1:「食べる順番」を意識する
まず食べる順番を意識するだけで太りにくくなります。血糖値の急激な上昇を抑制することができ、脂肪の蓄積を防ぐことができます。
また、満腹感が得られやすくなるので、食べすぎによるカロリーオーバーを防ぐ効果も期待できます。
具体的には、次の順番で食べるようにします。
2:よく噛んでゆっくり食べるようにする
よく噛んで食べることにより、満腹中枢を刺激することで満腹感が得られるようになり、食べすぎを防ぐことができます。また、血糖値の上昇が緩やかになり、脂肪の蓄積を防ぐこともできます。
更に、消化活動が活発になり、食べたものが消化吸収する際に使われるエネルギーである「食事誘発性熱産生」によるエネルギー消費量を高める効果も期待できると言われています。
具体的には、一口に30回を目安に噛むようにします。時間にすると、個人差はありますが、20~30秒となります。
よく噛んで食べるには、一口の量を少なくすることがコツです。そうするだけで早食いを防ぐことができ、満腹感が得られるようになります!
3:「グリセミックインデックス」を意識する
「グリセミックインデックス」とは、炭水化物における血糖値の上昇速度を指数化したものです。
つまり、グリセミックインデックスが高いほど血糖値が素早く上昇し、逆に低いほど血糖値が緩やかに上昇するということになります。
グリセミックインデックスが70以上のものを「高GI食品」、69~56のものを「中GI食品」、そして55以下のものを「低GI食品」と呼んでいます。
それぞれに該当する食べ物は、以下の通りです。
・高GI食品(餅、白米、食パン、バターロール、あんパン、ジャガイモ、ニンジン、ビーフンなど)
・中GI食品(スパゲティ、うどん、玄米、五穀米、サツマイモ、パイナップルなど)
・低GI食品(葉物野菜、ブロッコリー、ほとんどの果物、大豆類、そば、全粒粉パン、春雨など)
血糖値の上昇を緩やかにして脂肪の蓄積を防ぐには、言うまでもなく低GI食品を選んで食べるようにしましょう。
4:夜は糖質の摂取を控える
お腹まわりに脂肪をつけないようにするには、夜間の糖質の摂取を控えることも必要です。
糖質は「カラダを動かすエネルギー源」となりますが、夜はほとんどの場合、身体活動量が少ないからです。
そのため夜に糖質を摂ってしまうと、エネルギーとして使われずに「中性脂肪」として脂肪細胞に蓄えられてしまうことになります。