気持ちがあったかくなる感動の一冊
⑥いつも通りな日常が心地よい
2019年の本屋大賞で2位を受賞した「ひと」。大学生の主人公の日常を舞台に描かれています。
中にはイラっとする人や実在するならぜひ会ってみたいというあったかい人まで様々な登場人物が出てきます。読み終えたらきっと、人との出会いやご縁を大切にしたくなりますよ。
⑦亡くなった後の再会の物語
亡くなった後、自分が亡くなったと知らない人に会える時間。5つのショートストーリーが連なっていますが、どれも胸がグッと熱くなるお話です。
TVドラマ化もされ、聖地巡礼MAPなど話題性も抜群。さらに続編も出ているので、2冊連続で読破するのもおすすめです。
⑧著者の人柄にほっこりと涙も
北欧が大好き、という著者が13年越しのフィンランドへの移住の夢をかなえる続編です。著者の温かい人柄に触れられ、思わず涙する部分も。
「私は何が好きなんだっけ?」と思わず自分を振り返りたくなる、そんな気持ちにさせてくれる一冊です。
⑨究極な優しさに触れられる本書
「そして、バトンは渡された」でおなじみの瀬尾まいこさんの文体を目にすると、気持ちがほっと安らぎます。優しさがギュッと詰まったこちらの一冊。
直接会わなくてもコミュニケーションが取れる今。だからこそ考えさせられる人との距離感や関わり方を見つめ直すきっかけになるかもしれません。
12月だから読みたい本
⑩読了後は爽快感も
ダイエットは食事と運動だけではなく、心のぜい肉を落とすこと。管理栄養士である私も思わずうなりたくなるほどの一言。
4つのケースごとに章立てされていて、読みやすさも抜群。読了後は爽快感を得ずにはいられないほど。「あなたの人生、片づけます」の登場人物の姉妹が出てくるところもポイントです。
⑪来年も頑張ろう!と思える
毎日休むことなく続いていく片付け、掃除、料理そして仕事。1月から少しずつ疲れてモチベーションも下がってくる年末にぴったりな本です。
時短や便利、といった言葉についつい頼りたくなっていしまいますが、この本を読んで来年はちょっとだけ視点をずらしてみるのもいいかもしれません。