無料の会員登録をすると
お気に入りができます

だし汁から丁寧に。おでんの基本レシピとおいしく作るポイント

レシピ

この記事では、だし汁から作るおでんの基本レシピをご紹介します。「おでんだしの作り方」「具材の下ごしらえ」「煮込み」、それぞれのコツやポイントを押さえれば、味わい深くておいしいおでんが作れますよ。お好みの具材を用意して作ってみてくださいね。

1. 食べやすい大きさに切る

Photo by Uli
Photo by Uli

はんぺんを4等分に、ちくわぶを食べやすい大きさに切ります。下ゆで済みのつみれはそのまま使い、生のつみれは火が通るまでゆでておきます。

2. お好みで下ゆでする

Photo by Uli
Photo by Uli

ちくわぶはお好みで3分ほど下ゆでします。下ゆですることで、食感がもっちりとして、味の染みやすい状態になります。メーカーによっては下ゆで不要としているちくわぶもあるため、パッケージの表示に従いましょう。ちくわぶのほか、匂いの気になる練り物があれば、鍋で下ゆでするかさっと湯通しをします。

おでんの煮込み方

1. 大根、こんにゃく、ゆで卵を煮る

Photo by Uli
Photo by Uli

だし汁に大根、こんにゃく、ゆで卵を入れて弱火で20~30分煮ます。

2. はんぺん以外の具材を入れる

Photo by Uli
Photo by Uli

はんぺん以外の揚げ物と練り物をすべて入れ、弱火で15~20分ほど煮ます。

3. はんぺんを入れて火を止める

Photo by Uli
Photo by Uli

はんぺんを入れてだし汁をかけながらさっと煮ます。はんぺんが膨らんできたら火を止めて完成です。

味が染みにくい具材から煮込む

味の染みにくい大根、こんにゃく、ゆで卵を最初に煮込むのがポイントです。次に旨味が出るがんもどきやごぼう天、ちくわぶ、つみれ、などの揚げ物や練り物、最後にはんぺんをさっと煮ます。はんぺんはすぐに味が染みるので、食べる直前に入れましょう。はんぺんがふっくら膨らんできたら食べ頃です。

弱火でゆっくり煮込んで沸騰させない

表面がおだやかに揺れる程度の弱火で煮込めば、ゆっくり具材に味が染みます。中火や強火で沸騰させながら煮ると、具材が煮崩れたり、おでんだしが濁ったりするのでご注意ください。

すぐに食べない場合は一度火を止める

すぐに食べない場合は、揚げ物や練り物を入れる手前で火を止めるのがおすすめです。おでんだしごと一度冷ますことで、大根やこんにゃく、ゆで卵にしっかり味が染み込みます。食べる20分ほど前に揚げ物や練り物を入れて火にかけると、独特の食感を損なわず、絶妙に味が染みますよ。くたくたの揚げ物や練り物がお好きであれば、お好みで煮込み時間を長くとりましょう。

関東風と関西風のおでんの違い

一般的に、関東風おでんは濃口しょうゆベースで深い色のおでんだし、関西風おでんは薄口しょうゆベースで透き通るような色のおでんだしを使うのが特徴。関東風おでんにはちくわぶやつみれ、関西風おでんには牛すじやたこを入れることが多いです。大根、こんにゃく、卵などは、どちらの地域でも定番の具材として根付いています。

お好みの具材を用意して丁寧におでんを仕込みましょう

Photo by Uli
Photo by Uli

おでんは地域によって好まれる具材やおでんだしが異なります。ご自身やご家族の好みに合わせて、具材やおでんだしの調味料をアレンジしてみましょう。食べ盛りの子どもが食べる場合は、手羽先やウインナーソーセージ、しゅうまいなどの具材もおすすめですよ。定番の具材はもちろん、変わり種の具材もぜひ試してみてください。

オリジナルサイトで読む
記事に関するお問い合わせ