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東京スカイツリーの絶景を満喫。隈研吾監修の超ユニークなホテル[ONE@Tokyo]

旅行・おでかけ

▲角度をつけた棚にあるのは建築やアート関連の書籍。1冊1冊が主役のように間接照明で照らされます

窓際には木製のベンチやデスクを設置。スイートルームを含めた客室の木材は、木目と節がはっきりと見える合板が使われます。一般的には節のない木材ほどよしとされますが、あえて使って“木としての存在感”を高めています。

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▲キングサイズのベッドを設置

ヘッドボードの壁は、書架と同じく角度をつけて間接照明が光を投げかける個性的なデザイン。また、部屋着としてバスローブがおかれています。

10階の客室からは東京スカイツリーの他、東武スカイツリーラインと京成線が見えるので、電車好きの方にもおすすめ。

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▲通りに面した高層階の部屋からはスカイツリーを見られます

「ライブラリースイート」にはテレビがなく、替わって大画面で見られるプロジェクターが設置されています。

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▲ボタンを押すと天井に収納されたスクリーンが展開。テレビ番組はもちろんDVDデッキも用意され、大画面の動画鑑賞をベッドから楽しめます

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▲ベッドの枕元にある照明や電動カーテンなどのスイッチは、工場や研究施設の操作盤を思わせるデザイン。イラストで機能を判別できるようになっています

スイッチの他にも、パウダールームやバスルームなど、ホテルのインテリアというよりも、工場や作業場を思わせるインダストリアルな空間デザインです。洗面の壁には作業現場などで目にするアルミのチェッカープレート(縞鋼板)を採用。インダストリアルなデザインのステンレス製の洗面が2台並びます。

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▲スイートのパウダーエリアはまるで工場を思わせるデザイン。洗面の左のガラスドアがバスルーム、右の半透明の扉がトイレです

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▲チェッカープレートの壁から直接突き出す水栓のノズルとハンドルは別体で、ホテルではあまり体験できない“飾り気のなさ”も見どころ

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▲洗面に作り付けられた収納にはタオルやアメニティボックスを用意。あえて“最小限の作業”で制作されたように見える家具も面白さのひとつ

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▲バスタブはスイートルームのみに設置

スイートルームのバスルームは、壁やバスタブにもチェッカープレートを採用した個性満点の造り。ハンドシャワーのほか天井にマウントしたレインシャワーを備え、浴室内は間接光で照らします。自社製品のバスアメニティは、持ち帰り可能なミニボトルが人数分用意してありました。

|ミニマムな空間に機能性を追及した「セミダブル」

スイートルーム以外の客室は、広い窓から東京スカイツリーを望める28平米の「デラックスツイン」と「デラックスキング」、「ユニバーサルルーム」を用意。さらに14平米のミニマムな「スーペリアセミダブル」と「スタンダードセミダブル」があり、天井高があるせいで思いのほか圧迫感がありません。

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▲一番客室数の多い「スタンダードセミダブル」も木目を活かした合板が独特

「スタンダードセミダブル」は無駄を省いた14平米のコンパクトな客室で、定員は2名まで。天井高が3.2mと普通のホテルよりも高く、思いのほか空間の広さを感じられます。

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▲スペースを有効利用したデスク。木の風合いも独特です

すべての客室には、ナイトウエアとしてバスローブを用意。デスクワークができるテーブルは、インバウンドにも対応した変換プラグタイプの電源を設置しています。電話器の替わりにタブレットが置かれ、フロントに連絡することも可能です。

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▲水回りはすべての客室が独立タイプ。鏡の左右が間接照明で光ります

この部屋にもステンレス製の洗面台が置かれ、横は収納になっていて、ミニマムながらも使い勝手を考えられた間取りです。

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▲お洒落なシースルーのシャワーブース

ミニマムな空間に、使い勝手と機能性、過ごしやすさを追及した「セミダブル」。木材やスチール、ガラスやプラスチックなど、独特な素材感のある客室です。

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