1,500本の梅が咲き誇る「伊豆月ヶ瀬梅林(いずつきがせばいりん)」や約20種類の紅白梅を富士山と一緒に楽しむことができる「修善寺梅林(しゅぜんじばいりん)」など、梅が堪能できるスポットが盛りだくさんの静岡県・伊豆市。恋の橋めぐりなど女性必見のスポットも多く、伊豆の小京都とも呼ばれる修善寺の温泉街や竹林の小径など風情を感じることのできる伊豆にこの春おでかけしてみてはいかがでしょうか。
伊豆月ヶ瀬梅林( いずつきがせばいりん)
真正面に天城連山を一望できる丘陵地帯の梅林「伊豆月ヶ瀬梅林」。6.5haの広大な梅林には1,500本の梅が咲き誇り、梅の花の絨毯が広がります。
ここで収穫された梅は、梅干し・梅ジャム・梅シロップとして人気のおみやげになっており、農産物直売所「梅びとの郷」で購入することができます。
2019年2月17日(日)〜3月17日(日)までの間は、「伊豆月ヶ瀬梅林 梅まつり」が開催され、会場では地元新鮮農産物の販売も行われます。
また梅まつり期間中の2月24日(日)・3月3日(日)・3月10日(日)には静岡県太鼓祭りも開催されます。
イベント情報
伊豆月ヶ瀬梅林(梅まつり)
静岡県伊豆市月ヶ瀬 伊豆月ヶ瀬梅林(梅まつり)
農産物直売所「梅びとの郷」
●住所 静岡県伊豆市月ヶ瀬535-2
●TEL 0558-85-0480
●休み 水曜日
Bakery&Table東府や
国産小麦を使ったこだわりの自家製パンが自慢のベーカリーカフェ「Bakery&Table東府や」。併設する「足湯テラス」では吉奈温泉の足湯を楽しみながらくつろげます。
吉奈の山々から流れ出る山水を湛えた美しい水盤を眺めながら、ホテルメイドのパンやコーヒー、スイーツなどを楽しむことができます。
米粉のカレードーナツ 320円(税別)
米粉とカレー粉をブレンドした生地のなかに、特製カレーソースと「クリーミーエッグ」が丸ごと1個入っています。「クリーミーエッグ」は、ゆで卵の黄身だけを取り出し、ホワイトクリームと和えて白身の中に再び戻すという、手間のかかった一品。
スポット情報
Bakery&Table東府や
静岡県伊豆市吉奈98
0558-85-1000
修善寺梅林(しゅぜんじばいりん)
樹齢100年を越える古木や樹齢30年程度の若木を合わせた、20種1,000本の紅白梅が鮮やかに咲き誇ります。林の中から眺める、いつもとは違った表情の富士山を見ながら春の訪れを感じることができます。
梅林のなかには岡本椅堂の「修禅寺物語碑」をはじめ、修善寺ゆかりの高浜虚子、尾崎紅葉、中村吉右衛門らの句碑6基と茶室「双皎山荘」などが点在。
また2019年2月9日(土)~3月3日(日)まで「梅まつり」が行われ、お祭りの名物となっている、たき火で焼いた「鮎の塩焼き」がいただけます。
イベント情報
修善寺梅林(梅まつり)
修善寺梅林駐車場
0558-72-2501(伊豆市観光協会修善寺支部)
修善寺の周辺のおすすめスポット!
平安時代初期の大同2年(807年)に弘法大師によって開創された「修禅寺(しゅぜんじ)」 。本尊は国の重要文化財に指定されている「大日如来像(だいにちにょらいぞう)」で、年に一度11月に、10日間だけ一般公開されています。
また、修禅寺の奥の院は18歳の弘法大師が修業した場所と言われ、修禅寺から約5kmの位置に建立されています。修禅寺から奥の院までは「いろは道」と呼ばれています。弘法大師が作ったと伝わる「いろは歌」にならい、48文字に「ん」を加えた49個の石碑(いろは石)が建てられています。修禅寺の山門下の石塔に彫られている「い」の文字が最初の道標。歴史の趣を感じながら温泉街を抜けると、そこには里山の風景が広がります。四季折々の情緒ある風情を楽しんでみてはいかがでしょうか。
かつて、その修禅寺の鎮守でもあった「日枝神社(ひえじんじゃ)」。深い緑に囲まれた境内には、一本の杉の根本が二股に分かれた「夫婦杉(めおとすぎ)」、別名「子宝杉」と呼ばれる杉の木があります。夫婦円満や子宝成就のご利益があると知られています。
また社務所にて絶賛販売の「日枝神社のお守り」は地元産の藁で結われた手作りの品です。社務所の営業は不定期週4日のみなので、手に入るかはその日の運次第。運試しをしてみてはいかがでしょうか。