1月から12月の各月には、それぞれにちなんだ宝石が割り当てられています。自分の生まれ月の宝石を「誕生石」と呼び、身につけると願いが叶い、パワーをもらえると言い伝えられています。今回は、各月の誕生石の意味と、気軽に身につけやすいネックレスやピアス、リングといったプレゼントにおすすめのアクセサリーをご紹介します。
誕生石の由来
誕生石の由来には諸説あります。旧約聖書の「出エジプト記」ではユダヤの高僧が身につけていた胸当てに12種類の宝石があしらわれていたという記述があり、新約聖書の「ヨハネの黙示録」では聖都の城門の土台を飾る12個の宝石についての記述があります。誕生石には、これらが由来の基礎となっているようです。
その後、18世紀頃に宝石商によって誕生石を身につける習慣が広められたといわれています。しかし、このときの誕生石は地域や宝石商によって種類がばらばらでした。現在では、国によっていくつかの違いはあるものの誕生石は正解共通のベースがあります。これは、1912年にアメリカ合衆国のカンザスシティで開催された「米国宝石組合大会」にて制定されたものです。
各月の誕生石と意味一覧
ここからは、各月の誕生石とその意味についてご紹介していきます。ご自身や、気になる相手の誕生石をぜひチェックしてみてください。
月別の誕生石
1月の誕生石の意味
ガーネット:貞操、真実、友愛、忠実
ガーネットは、熟したザクロのような色合いが美しい宝石で、和名では「柘榴石(ざくろいし)」と呼ばれています。「貞操」「真実」といった意味をもちます。歴史ある宝石のひとつで、古くから身を守るための護符として大切にされてきました。目標に向かって突き進むパワーを感じたいという方におすすめの石です。
2月の誕生石の意味
アメシスト:誠実、心の平和
クリソベリル・キャッツ・アイ:驚愕
アメシスト
日本では古くから高貴な色として愛されてきた、紫に輝くアメシスト。「紫水晶」という和名でも親しまれ、透明度が高く澄んだ美しさが魅力です。真実の愛を守り抜く強さを育む石ともいわれており、「愛の守護石」とも呼ばれています。「誠実」「心の平和」の意味をもち、高貴な色合いがよい運気を集めて恋愛や仕事を成功に導くといわれています。
クリソベリル・キャッツ・アイ
クリソベル・キャッツ・アイとは、2021年12月20日、63年ぶりに日本の誕生石が改定されたことで新たに仲間入りを果たした2月の誕生石です。「猫目石」という和名をもち、名前の通り猫の目のように石の中央に線上の光があらわれることが特徴です。その美しさに驚愕することから「驚愕」という石言葉をもちます。