【静岡県】どどどーん!の日本一富士山な、ふわっふわシフォンケーキ「ふじフォン」
紅葉のキレイな山々を抜けて、山梨県北杜市にやってきました。今回訪れたのは清春芸術村。時折イベントや展示会が開かれており、今回は『HOKUTO ART PROGRAM ed.1』に行ってきました。多様なジャンルのアーティストが参加し、アート・建築・映画・音楽などのカルチャーを芸術村の景色や空気と融合させ、新たな感動体験が作り出されています。若き日のシャガールやモディリアーニなどの巨匠を生んだアトリエ兼住居としてパリの記念建築とされているものと同様の、ギュスターブ・エッフェルの建築。もともとは1900年に開催されたパリ万国博覧会のパビリオンに使用されていたもので、吉井長三が設計図を買いとり、まったく同じものを1981年に再現。アーティストのための創作の場「ラ・リューシュ」がパリ以外にもうひとつ、ここ清春にも完成しました。
こちらは長場雄さんの作品。イラストレーターとアーティストという2つの肩書きの「境界線」に焦点を当て、片方に存在し、片方に存在しないと想定される「搬入」を題材に。搬入が行われる不安定な空間は、その両者の「間」にある曖昧なボヤけた空間でもあるそう。
帰りには、ぜひ寄りたいと思っていた山梨のシフォンケーキ専門店「シフォン富士」の「ふじフォン」をお土産に。私だけかもしれませんが、キャラクターの名前のような響きに「ふじフォン!」と何度か言いたくなります。ふじフォンの特徴は、富士吉田で作られるこだわりの地元の素材がふんだんに使われていること。湧き水で有名な忍野産の卵、朝霧牧場の牛乳を使用。添加物は一切加えず、1つ1つ丁寧に泡立てて手作りで焼くことを大切にしています。富士山の秋冬の特徴である雪をパウダーシュガーで描き、壮大な富士山をシフォンケーキで表現。まさに今の季節の富士山がここに!ふじフォン、こんにちは!ほんとに富士山の形です!これは食べる前に写真を撮りたくなります。
パカっ。とあけるとこんな感じ。大きさが分かりにくいかもしれないので、大きめのフィギュアを隣に置いてみました。か、かわいいじゃないですか!!食べずにちょっとの間、撮影大会。ふじフォンの大きさはなんと、5種類もあります。今回お土産に購入したのは中のサイズです。いつか贅沢にスーパー大を特注してみたいです。とても可愛い大きな大きな富士山のシフォンケーキ。山梨に行ったらぜひもう一つの富士山「ふじフォン」を探してみてください。
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【静岡県】お茶の国 静岡から 小さな小さな「急須もなか」を召し上がれ
お茶の国、静岡に行くと美味しいお茶を飲む機会が増えます。友人のお家に行っても、親戚のお家に行っても、美味しいお茶が必ず出てきます。お茶の優しいいい香りと、薄黄緑の鮮やかな色を見ると、あ〜静岡だなあ〜と、ほっこりします。そんな静岡県島田市に「県下最大級の緑茶・農業・観光の体験型フードパーク」という気になる商業施設が2020年の秋にオープン。やっと行くことができました。
KADODE OOIGAWAは、大井川農業協同組合、島田市、大井川鐵道、中日本高速道路の連携事業として進められたプロジェクト。多くの農家さんや地域の方々との繋がりの中で島田のお茶作りは成り立っています。ひとりひとりの経験、知恵や技術、地域のみなさんの笑顔、こんな当たり前で素晴らしいことにいまこそ向き合い、お茶の面白さをもっと多くの人たちに知ってもらいたい。そんな想いからKADODE OOIGAWAは農業という枠を超え、この繋がりの力を最大化することに挑戦しています。自ら茶葉になって工場体験を楽しめるとってもユニークな「緑茶ツアーズ」では、4種の緑茶の飲み比べができます。
そんなお茶処で見つけたお土産がこちら。菓子処 叶家の「浅蒸し×火香強 緑茶の急須もなか」。か、かわいい、、!と、パッケージに一目惚れ。
かたつむり、、?ではなく、急須!です。ひとつひとつ大切に包まれています。お皿に乗せてみたり。急須をこんなふうにお皿に乗せる時代が来るなんて思ってもみませんでした。あ、半分に切ってからパッケージのように上下で割ってみればよかったとちょっと後悔。でも深い緑色の餡が美しく、一口食べるとふわりと深く香ばしいお茶の香りが広がります。緑茶の香りと甘すぎない餡が絶妙に調和したもなかです。日本全国いろいろなもなかを見てきましたが、急須の形がとてもリアルで繊細。しっかり丸みもあって、食べるのがもったいないくらい。急須という日本ならではの伝統工芸をこんなふうに食べてしまうなんて、ちょっと不思議な気分ですが、これはお土産に喜ばれること間違いなしです。ぜひお茶と一緒に食べてみてくださいね!
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