がんばって貯金をしたいと思っていても、なかなか貯められない……という方はいないでしょうか。そんな貯められない人の「洗面所」はどのような特徴があるのでしょう? 今回は、よくあるお金が貯まらない人の洗面所の特徴から、お金を貯めるためのヒントを確認していきましょう。
「お金が貯まらない人」の洗面所の特徴とは
「お金が貯まらない人の洗面所」には、どのような特徴があると思いますか?
ここでは、「お金が貯まらない人の洗面所の特徴」を紹介しますので、お金を貯めるためのヒントにしてみてくださいね。
(1)使っていない電化製品がしまってある
お金が貯まらない人の洗面所にありがちなのが、使っていない電化製品がたくさんしまい込んであることです。
ドライヤーなど、日々の生活に欠かせないよく使う電化製品などは問題ありませんが、ヘアアイロンや美容グッズなど、最後にいつ使ったかわからないような電化製品が、洗面所の収納棚の奥にいつまでも眠っている……という人は要注意です。
このような人は、目新しい美容グッズなどに興味や関心が高い傾向があるので、少し試してみてはまた新しいものに興味が移ってしまう傾向があります。
なおかつ結果として、使わないものをため込んでしまっているということは、「いつか使うかも」「もったいない」と「もの捨てることが苦手」ということもできます。
「もの捨てることが苦手」な人というのは、いるものいらないものを区別することが苦手なので、なんでも「これは必要なものだから」と買うことに積極的になってしまいがち。
お金が貯まらないことに悩んでいる人は、いるものといらないものを区別して、いつまでも使わないものは処分する習慣をつけましょう。
「使わないものは捨てる」という習慣がつくと、「すぐに捨てることになったらもったいない」と本当に使うものだけを買うようになるはずですよ。
(2)未使用のサンプルがたくさんある
シャンプー、リンス、化粧品、洗剤などのサンプルをもらったことがある人は多いと思いますが、いつまでも洗面所にしまいっぱなしにしていませんか?
シャンプー、リンス、化粧品などは、食品のようにすぐに腐ってしまうものではないだけに、安易に保管しっぱなしになりやすいもの。
このようなサンプル品は、お金を貯めるのが得意な人は、「適当な頃合いを見計らって積極的に使ってしまいたい」「不要なら早めに処分したい」と考える人が多いのですが、お金を貯めるのが苦手な人ほど、しまいっぱなしにして「そのまま存在を忘れてしまう」という人が多い傾向があります。
結局、使わないもの、不要なものをため込みやすくなってしまうので、洗面所の収納はいつもごちゃごちゃ……。
このような傾向がある人は、「そのうち片づけよう」と思っているものの忙しい毎日に精一杯になりやすく、いつまでも後回しにして実行しないままになってしまうので、お金の整理も後回しになりやすくなります。
このような人は、サンプル品をもらったら、使うと思うものは保管し計画的に使用する、使わないと思ったものは早めに処分するなど、判断を後回しにしない習慣をつけましょう。
(3)ストック品でギュウギュウになっている
洗面所の収納には、サンプル品だけでなく、シャンプー、リンス、化粧品、洗剤などのストック品などもため込みやすいものです。
このようなストック品は、1つ2つ程度までならスムーズな補充に役立ち便利なものですが、「いずれ使うものだから、安い時に買いだめておいた方がお得」という思考でいくつも保管してしまう人は「目先の安い高い」に惑わされやすい傾向のある人が多いものです。
このような傾向のある人は、「目の前の支払いが安いか高いか」ということしか考えず、「長い目で見てお得か」という長期的な視点で判断していない傾向がありますので、「結果として節約にならない節約」に手を出しやすいのです。
「節約しているつもり」になりやすい節約ばかりに手を出してしまうと、「節約してもお金が貯まらない」という意識にもなりやすいもの。
効果がなかなかでないことで、節約疲れを感じてしまいやすくなりますので、節約にも挫折しやすくなってしまいます。
お金が貯まらないことに悩んでいる人は、「目の前の支払いの高い安い」に惑わされすぎないように気をつけましょう。
(4)どこに何があるか分からない
一見キレイに収納されている洗面所でも、収納しているものの種類が多すぎて、何を収納しているか自分で把握しきれていない人というのもお金を貯めるのが苦手な人が多いものです。
「あれはどこにしまったのだろう……」など、どこに何を片づけているのかわからなくなっている人は、そもそも所有しているものが多すぎるのかもしれません。
上記に紹介した電化製品、サンプル品、ストック品を洗面所に収納するだけでも、たいていの洗面所はギュウギュウになってしまいやすいもの。
それに加えて、何がどこにあるか分からなくなっている人は、「もうないと思って買ってしまった」というダブリ買いをしやすいので、さらにお金を散財しやすいのです。
お金を貯められないことに悩んでいる人は、そもそも所有しているものをできるだけ減らすことで、所有品の管理が楽になり、無駄遣いをする機会を減らすことができますよ。