④立てる
例えば食材のストック。
つい買いすぎてしまって床に置きっぱなしになっていませんか?
そのような場合は、食材を種類ごとに分けて収納ボックスなどに「立てて収納」することをおすすめします。
引き出しや棚にざっくりと収納していると、「どこに何がいくつ」あるのか把握できず、二重買いしてしまうデメリットがあります。
食材ごとに収納ボックスに「立てて収納」することで在庫が一目瞭然になり、二重買いが激減し結果的に節約になります。
⑤物へのこだわりを持つ
これは収納術ではありませんが、有効な方法の1つです。
生活を送るうえで、自分の「好きな物」を厳選していきましょう。
例えば、爪切り。
爪切りを買うときに皆さんは真剣に選んでいますか?
「なんとなく」良さそうなものを選んで、「なんとなく」手に入れている、という方が多いと思います。
だから「なんとなく」な残念な扱いになり、家の中で行方が分からなくなって、また買い足してしまう。
これをしていると出費が止まらない負のループに陥ってしまうわけです。
生活を送るうえで必要な物を、これまでよりも少し目線を上げて「デザインが気に入っているか」「値段は妥当か」「自分の相棒になってくれるか」と、こだわりを持って選んでいって下さい。
キッチンの調理ツールなど、どんな些細な物でも、です。
こだわりを持って物を選ぶと、自然と物を大切に扱うことができるようになって、「あれがあるから他には要らない」という意識が芽生えてくるようになります。
物を手に入れる時にストッパーがかかるようになり、衝動的に購入することが無くなっていきますよ。
いかがでしたか?
私たちは自分が想像する以上に物を所有しています。
新しく物を買うことに意識を向けるのではなく、まずは持っている物の総量を把握して、「所有する適正な数」を決めてみましょう。
更に、見やすく、範囲を決めて収納することで無駄な出費を防ぐことができていきます。
自分がこだわりを持って選んだ好きな物と暮らせて、貯蓄も増えていくなんて、いいこと尽くめ!
ぜひ試してみて下さいね。