少しだけ肌寒く、少しだけ暖かいこの季節は、卒業や就職、異動や引っ越しなどなど、出会いと別れが交差する季節。新しい出会いにはいつだって胸が高鳴りますが、別れはやはり寂しいもの。
でも、大切な方の門出ならお祝いもしたいし、贈り物には少しでも花が添えたい。そう思う方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
言葉だけでは伝えきれない「ありがとう」の気持ちをこめて、物理的に花が添えられる贈り物はいかがでしょうか。
お椀の中に一輪の花が咲く「花一りん最中」
麻布十番に本店を構える花一会さんは、「彩りいろいろ、美味しい、うれしい」をモットーに数多くの椀もなかを取り揃えるお店。色とりどりのもなかが並ぶ中、ひと際目を引くのが「花一りん最中」。
「花一りん最中」は、その名の通り、お椀の中に一輪の花を咲かせるもの。スープやお味噌汁、お吸物と数々の種類があり、1個からでもお買い求めいただけますが、今回ご紹介するのは、人気の味が詰め合わせになった「花一りん最中詰合せ 8個セット」。
セットの内容は、お吸物3種(はまぐり、湯葉ととろろ昆布、鯛と柚子)、お味噌汁2種(ほうれん草とねぎ、舞茸とほうれん草)、スープ3種(トマト、アスパラ、チーズコーンポタージュ)の合計8個。
アスパラスープと、チーズコーンポタージュは粉末スープですが、トマトスープやお味噌汁、お吸物はフリーズドライ。
いずれも、もなかの中にスープや具を閉じ込めたタイプではなく、スープは袋入り、もなかは別添えのタイプ。なので、スープにした時、もなかを割ることなく浮かべることができ、華やかさもひとしお。これが「花一りん最中」最大の特徴かもしれません。
作り方はとっても簡単。
1. ボウルやお椀にスープのもとを入れてお湯をかけ、スプーンで軽く混ぜる。(お湯の量は、粉末タイプは120cc、フリーズドライタイプは140ccが目安ですが、お好みで増減してください)
2. スープのもとが溶けたら、もなかをそっと浮かべてできあがり。
一枚の絵画のようなスープ
まるで絵画のようなスープは、トマト(左)、アスパラ(中)、チーズコーンポタージュ(右)の3種。
トマトスープは、爽やかなトマトの酸味にシャキシャキなキャベツがたっぷりで食べ応えも〇。アスパラスープは、しっかりアスパラの風味があり、滑らか&クリーミー。人気のチーズコーンポタージュは、濃厚なチーズがとうもろこしの甘さを引き立て、人気も納得の美味しさ!
もちろんもなかは「うきみ」として美味しくいただくことができます。のせてすぐにいただけば、クルトンのようなサクサク食感を楽しむことができますし、しばらくおけば、もなかが水分を吸い、しっとりもっちりに。どちらも美味しい!
お出汁のきいた上品なお吸物
お出汁のきいたお吸物は、湯葉ととろろ昆布(左)、鯛と柚子(中)、はまぐり(右)の3種。
湯葉ととろろ昆布のお吸物は、香り高い鰹と昆布のあわせ出汁に湯葉の舌触りが心地よく、鯛と柚子のお吸物は、爽やかな柚子の風味にほぐした鯛の身がたっぷり&リッチ。はまぐりのお吸い物は、濃厚なはまぐりのお出汁に大ぶりのはまぐりがいくつも浮かび、これぞ贅沢の極み。
具沢山で優しい味わいのお味噌汁
白味噌ベースで優しい味わいのお味噌汁は、舞茸とほうれん草(左)、ほうれん草とねぎ(右)の2種。