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貯金100万円!貯まったらどこに預けるのが有利?[2023年]

節約・マネー

はじめての貯金は100万円を目標金額とする人は多いでしょう。100万円貯まったら、そのままにしておくのではなく、少しでもオトクな金利の預金等に移し替えるのが大事です。ネット銀行や地銀のネット支店の定期預金、高金利の普通預金など、おすすめの預け先を紹介します。

100万円を貯めるには? 貯金達成したらどこに預ける?

毎月8万3000円を積み立てできれば、1年で100万円貯めることができます。でも毎月、そんなに貯蓄できる人は、そう多くはないでしょう。2年、3年かけてようやく貯まった100万円。最初の目標がクリアできれば、あとは継続していくことが大事です。

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ようやく貯まった100万円、どこに預ける?

ただ、目標を達成してしまうと、つい気持ちが緩んで、大きな買い物をしたり、旅行に使ってしまったり……と、せっかくの100万円を取り崩してしまう人も少なくありません。これはお金が貯まらない人の典型的なパターンです。

これを食い止めるには、これまで積み立てなどで使っていた口座から、貯めた100万円を切り離して、簡単に引き出せないようにしてしまうのが一つの方法です。

貯金100万円達成! 最初に貯めた100万円の預け先は安全性が第一

勤務先が制度を導入している場合、社内預金や財形貯蓄制度は、銀行のATMから引き出すようにお金をおろすことはできないので、こうしたものはそのまま継続しておいていいでしょう。問題は、給与振込口座のある銀行で、自動積立定期預金などで貯金100万円に達したケース。

銀行によっては、1年ごとに「おまとめ」といって、積み立てたお金を1本の定期預金にしてくれるサービスがあります。しかし同じ銀行に預けているのには変わりありません。総合口座扱いになっていると、普通預金残高が不足した場合でも、定期預金を担保に自動貸越でお金を引き出すことができてしまいます。これは借金しているのと同じで、定期預金で得られる利息以上の金利を支払うことになります(お金を貯めたいなら、普通預金のワナに注意)。

お金を貯めたいなら、普通預金のワナに注意

こうしたことを防ぐためにも、できれば別の銀行に預け替えることが有効です。さらにその際に、金利の高いマネー商品に預け替えができれば、ほったらかしにしているよりも、確実にお金を増やすことができるのです。

ただし、この100万円がはじめて貯めた100万円であれば、安全性が第一なので、「金利の高い定期預金」が第一の候補になります。くれぐれも、リスクのあるものに預け替えないようにしましょう。

100万円預け先候補の「金利の高い定期預金」って何?

お金の貯めはじめは、金利を意識せず、毎月確実に貯蓄することが大切です。今、一般的な銀行の普通預金金利は0.001%。1年ものの定期預金(自動積立定期預金も同じ)は0.002%です。しかし、どこも同じ金利だと思っていたら大間違いです。今や預け先によって、金利は10~20倍、それ以上違います。それでは100万円を預けるのにふさわしい、「金利の高い定期預金」を提供している、代表的な預け先を紹介しましょう。

ネット銀行は定期預金だけでなく普段使いにも◎

【特徴】
ネット銀行は、一般的な銀行のように店舗を持たないためコストを抑えられ、その分、金利を高めに設定しています。一般的な銀行の定期預金金利が0.002%と低いことから、ネット銀行の金利優位性が際立つ状況にもなっています。定期預金だけではなく、普通預金の金利も総じて高いので、普段使いとしても利用価値が高いです。通帳は基本的にはなく、WEB上で管理をします。口座開設はネットから申し込みが可能です。数は少なくなりましたが、ボーナス時期に金利上乗せキャンペーンなどを実施する金融機関もあります。

【取扱商品】
普通預金、定期預金のほか、外貨預金や投資信託、住宅ローンの取り扱いもある

【金利】※2023年6月12日時点(以下同)
●普通預金:0.20%(あおぞら銀行BANK支店)

●定期預金(1年):常時、金利が高い
・あおぞら銀行BANK支店「BANK The 定期」年0.21%

・オリックス銀行「eダイレクト預金~インターネット取引専用預金~」年0.15%
※2年0.15%、3年0.22%、5年0.30%、7年0.35%

・東京スター銀行「スターワン円定期預金プラス」年0.20%
※インターネット限定。50万円から預け入れ可能

●定期預金(1年):新規口座開設者限定
インターネットからの申し込み(預入金額30万円以上)
・SBI新生銀行「スタートアップ円定期預金」年0.30%

●定期預金(1年):2023年夏のボーナスキャンペーン
・auじぶん銀行「夏の特別企画2023 夏の特別金利キャンペーン」年0.20%
※2023年6月1日(木)~2023年7月31日(月)

・ソニー銀行「円定期特別金利」年0.20%
※2023年6月1日(木)~2023年8月31日(木)

・楽天銀行「円定期預金 夏のボーナスキャンペーン」年0.15%(1年もの)、年0.13%(6カ月もの)
※2023年6月7日(水)~2023年7月31日(月)

【代表的なネット銀行】
あおぞら銀行BANK支店、オリックス銀行、SBI新生銀行、住信SBIネット銀行、楽天銀行、大和ネクスト銀行、PayPay銀行、ソニー銀行、セブン銀行、ローソン銀行、auじぶん銀行など

地銀でもネット支店なら、高金利&全国どこからでも口座開設可

【特徴】
本来、地方銀行はその営業エリア内に居住している、もしくは勤務先があるなど口座開設に制約がありますが、ネット支店は全国どこからでも口座開設が可能。ネット支店に限り、金利を高めに設定しています。通帳は基本的にはなく、WEB上で管理をします。地銀ごとに特色のある定期預金があり、預入金額を10万円からとするところや100万円限定とするところもあります。

【取扱商品】
普通預金、定期預金。外貨預金や投資信託、住宅ローンも取り扱うが、地域外であれば、定期預金のみと割り切って使うのがベター

【金利】
●定期預金(1年)
・中京銀行なごやめし支店「なごやめし定期」(1万円以上)年0.26%

・愛媛銀行四国八十八カ所支店「100万円限定だんだん定期預金」年0.25%

・島根銀行「インターネット定期預金ネットプラス」(10万円以上)年0.22%

・香川銀行セルフうどん支店「超金利トッピング定期預金」(10万円以上100万円以下)年0.22%

【代表的な地銀ネット支店】
中京銀行なごやめし支店、香川銀行セルフうどん支店、愛媛銀行四国八十八カ所支店、高知銀行よさこいおきゃく支店、島根銀行インターネットバンキング、静岡銀行(しずぎんインターネット支店)など

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