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汗ばむ季節を一緒に乗り切る、とっておきの香水特集。あの夏の夜を思い出す“月の香り”も[Editor's Wishlist]

毎月登場するさまざまなジャンルの新商品の中で、特に注目したいアイテムを厳選してお届けする『Editor's Wishlist』。

『Editor's Wishlist』

汗ばむ夏が本格的に到来し、気持ちも香りも爽やかにリフレッシュできる“新作香水”をお探しの頃では?

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今回は、こちらのラインナップをご紹介。

国王の名によって作られたオマーン発のフレグランスや、肌をうるおしながら香りを堪能できるトリートメントなど、ユニークなアイテム揃いです。

ラルチザン パフューム「ア フルール ド ペッシュ オードパルファム」

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「ラルチザン パフューム」の「ア フルール ド ペッシュ オードパルファム」(税込2万6180円/100mL)は、現代のパフューマリー界では忘れられているという香料・ピーチに光を当てたフレグランスです。

「ア フルール ド ペッシュ オードパルファム」

ブランド発祥の地であるフランスのベルサイユ王室果樹園では、かつて30種類以上のピーチが栽培されていたそう。

さらに、ナポレオン一世がマリー=ルイーズとの結婚時にプレゼントした王冠のトップには、“Fleur de Pecher=ピーチの花”と呼ばれるダイヤモンドがあしらわれていたというエピソードも。

ピーチは、フランスのパフューマリー界において宝石のような香料だといいます。

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そんな果実の魅力を存分に表現した「ア フルール ド ペッシュ オードパルファム」は、ジューシーでフローラルなピーチにソルティなアクセントを利かせ、輝くようなジャスミンとパチョリが溶け合う、ユニークな香り。

トップからベースまで香りが移り変わる中で、果肉や柔らかな感触、そのコアにある魅力など、いろんな角度からピーチを堪能できますよ。

Amouage「オーナー ウーマン」「オーナー マン」

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オマーン国王直々の命によって作られたラグジュアリーフレグランスブランド「Amouage(アムアージュ)」が、この6月に日本へ本格上陸。

「Amouage(アムアージュ)」

国王から国賓への贈答品として採用されたこともある同ブランドの香りは、「王のギフト」とも呼ばれているそうです。原料には最高級のものを惜しみなく使用し、価格はどれもお高め。一部のファンからは、世界一高価な香水との呼び声も高いといいます。

ラインナップは、オードパルファム15種とディスカバリーセット3種。日本ではニッチフレグランスの専門店「NOSE SHOP(ノーズショップ)」で購入可能です。

「NOSE SHOP(ノーズショップ)」
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Amouageの「オーナー ウーマン」(税込3万5200円/50mL〜)は、オペラ作品『蝶々夫人』で描かれている悲劇的な愛の苦境をイメージした、ホワイトフローラルの香り。

トップにペッパーやコリアンダーなどのスパイスが香り、そこから美しい花々のノートへと移ろって、最後には深みのあるアンバーやレザーへとたどり着きます。

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それと対になるのが、同じく『蝶々夫人』にインスパイアされた「オーナー マン」(税込3万5200円/50mL〜)。

スパイシーウッディな香りは、何年もの離別の末に再会する内なる喜びと、その後に待つ裏切り、名誉の物語を表現しているんだとか。

グッチ「グッチ ブルーム オードパルファム インテンス」

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「グッチ」のフレグランスコレクションからは、月光の引力からインスパイアされた、濃密な香りの新作「グッチ ブルーム オードパルファム インテンス」(税込1万6720円/50mL〜 ※流通限定で10mL・30mLも展開)が登場しました。

「グッチ ブルーム」の世界でも、最も魅惑的に香るという本商品。トップの華やかなオレンジブロッサムアブソリュートから、うっとりするホワイトフローラルの香りへと続き、ラストはパチョリとクリスタルモスアコードが、どこかセンシュアルな余韻へと導きます。

まとう人の内なる魅力を呼び覚ます、夜の魔法のような香りを表現したボトルは、皆既月食を思わせる深いブラックラッカー仕上げ。ボトル中央には、宇宙をイメージしたラベルが配されています。

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