電気ケトルやポットの内部にある、こすってもなかなか落ちない白色や茶色っぽいまだらなシミ。実はこれ、主に水アカの仕業。キッチン汚れは重曹を使う場合が多いのですが、この場合に使うのはアレ。汚れが中和されてみるみるうちに新品同様になっちゃいました!
360.life編集部/Test by LDK編集部
カルキが原因の水アカはクエン酸で溶かして落とせます!
水を入れて、ボタン1つでお湯を沸かせる便利な電気ケトル。水しか入れてないから、たいして汚れないでしょ? なんて思って中をのぞくと、大量の水アカが…! しかも、電気ケトルの中って、傷つきやすいうえに洗いにくいんですよね。でも諦めるのはまだ早い!
そんな汚れを落とすときに、頼りになるのがクエン酸なんです!
ダイソー
クエン酸
実勢価格:108円
お掃除に使うのは水とクエン酸だけ。いたってシンプルです!
水とクエン酸を沸かしたら一晩置いておくだけでOKです
では、クエン酸を使うと、どうして水アカが落ちるのでしょうか?
電気ケトルのお掃除を悩ませる水アカは、アルカリ性です。同じアルカリ性の重曹ではなく、酸性のクエン酸を使うことで、汚れを中和して浮き上がらせます。とくにクエン酸を水に溶かして沸騰させると、泡の力で汚れが浮き上がって効果的です。気になる汚れ残りも、再沸騰させれば問題ありません。
それでは、実際の手順をチェックして行きましょう。
1.ポットに水とクエン酸を入れる
まずはポットの容量に合わせて水を入れ、クエン酸を15g入れ、かき混ぜてから沸騰させます。沸騰したら、スイッチを切って放置します。クエン酸はダイソーなどの100均でも簡単に購入することができます。
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2.一晩置いたら水を変えて再沸騰
一晩置いたら、クエン酸入りの電気ケトルの水を捨てます。その後、水だけを入れて再度、沸騰させます。その水を捨てれば掃除完了です!
水アカまみれのポットの底がスッキリピカピカになりました!
それでは、お掃除前と後でどのくらいキレイになったかチェックしてみましょう。
電気ケトルの底面は洗いにくいため、気がついたら水アカがいっぱい付いてしまっています。
クエン酸を溶かして沸騰させたあと、もう一度、沸騰させた水を捨てた状態。ゴシゴシこすることなく、ここまでピカピカになりました! 濁っていたステンレス部分が鏡みたいに!
コーヒーメーカーにも応用できる洗浄方法です
このクエン酸を使った水アカ取りは、コーヒーメーカーにも使えます。水を入れるタンク部分にクエン酸と水を入れて混ぜ、コーヒーを出すときと同じようにスイッチを入れるだけです。タンクだけでなく、ポットの部分に付いた汚れも溶かしてくれます。
ゴシゴシこすらなくても、クエン酸の酸性パワーを利用すれば、水アカは簡単に落とせます! あきらめていた電気ケトルの、そしてコーヒーメーカーの水アカを、ご紹介した方法で落として、ピカピカにしてくださいね!