(4)自分もほかの男性と仲よくした
「彼氏は同じ会社の同僚。交際の事実はまわりに隠していましたが、それを逆手に取った彼氏が後輩の女性に手を出し、ホテルに誘われた話を聞きました。
彼氏はしらばっくれていたけど、頭にきた私は自分もほかの同僚と親しくすることに。彼と仲のいい人と2人きりでご飯を食べに行ったり、休みの日に買い物に行ったりしていたら、彼氏から『俺たち付き合っているんじゃないの?』と言われ、改めて後輩を誘った経緯を聞き出して最終的に認めさせました。
謝ってくれたけど、付き合っていることをまわりに打ち明けたいのが本音です」(31歳/総務)
交際を隠さなければいけないときもあるとは思いますが、それを逆手にとって浮気をしようとするなんて、ずるいにもほどがあります。彼女がほかの男性と親しくしても、彼氏に責める資格はないですよね。
復讐で得られるものは何もない、と心得る
彼氏を懲らしめるための復讐は、決して気持ちのいいものではありません。
関係のない人を巻き込んだり、自分自身も恥をかくことになったり、結局2人とも幸せにはなれないのです。
もちろん、裏切った彼氏に非があり、十分に反省してもらう必要はあります。ですが、復讐された彼氏にとっては、自業自得とはいえ、度が過ぎると彼女への愛情を失うことにしかなりません。
また、浮気の制裁を加えた過去は消えず、苦い記憶がいつまでも2人の心に残ることになります。
復讐することで一時の快感は得られても、そのあと彼氏との関係がギクシャクしてしまえば「なんであんなことしたんだろう」と必ず後悔する瞬間があるでしょう。
彼氏に浮気されて許せないとき、それでも好きで別れたくないのなら、まずこれまでのお付き合いを見直すことが肝心です。
浮気の「原因」を知る
そもそも、どうして彼氏は浮気をしたのでしょうか。
交際が本当に順調であれば、ほかの女性に気が向くことはありません。
お付き合いしているなかで何か不満があったり、彼氏自身が別の悩みを抱えていたりなど、浮気には必ず原因があるはずです。
そのあとも愛情のあるお付き合いを続けるためには、まず「どうして浮気したか」を2人で話し合うことが大切。不満や問題をしっかり伝え合うことで、彼氏は改めて2人の関係と向き合えるようになります。
好きな人に浮気されれば、誰だって悲しいしショックを受けますよね。ですが、怒りをぶつけるだけではその苦しみは彼氏に届きません。
「浮気されて悲しい」気持ちは、何よりも彼氏に理解してほしいことですが、制裁では2人の溝が深まるばかりです。話し合う時間を持ち、あなたのつらい気持ちをストレートに伝えましょう。
反省させるなら自分が「鏡」となる
二度と浮気なんてしてほしくないし、彼氏にはちゃんと反省してほしい。お付き合いを続けるなら当然そう思いますよね。
ですが、頭ごなしに「もうしないで!」と言うだけでは、押さえつけられた彼氏のストレスが溜まる可能性があります。
反省を促すなら、まず自分が手本となるような付き合い方を心がけることが効果的。彼氏の意識をしっかりとこちらに向けましょう。
愛情を口にすることを忘れない、2人の時間を大切にする、喧嘩しても逃げずに向き合うなど、彼氏を尊重する姿が見えれば、彼氏も「二度と彼女を悲しませない」と思うはず。