4.座るとき
パソコン作業や電車での通勤など、生活の中には“座る”シーンが多いので、ポイントを知っておくとよいですよ!
【ポイント】
・左右の足をバランスよく組みかえる
「骨盤がゆがむから、足を組むのはダメ!」という人がいますが、実は同じ足ばかりで組むのがダメなだけなのです。
左右同じ時間で足を組みかえるようにすれば、骨盤は左右で同じ高さをキープし、左右差=ゆがみを心配する必要はありません。簡単なことなので早速とり入れてみてくださいね。
5.バッグを持つとき
顔のリフトアップを狙うなら、バッグを持つときに使う“指”がポイントになります。中指から小指を意識してみましょう!
【ポイント】
・親指と人さし指は使わず、残りの3本の指で持つ
小指は二の腕や肩甲骨とつながっています。そのため、小指軸で動くと、腕と背中の筋膜深層部を強化でき、顔のリフトアップに効果的です。とはいえ、バッグを小指1本で持つことは難しいので、中指と薬指も添えてください。
肩のゆがみの左右差を生まないよう、持つ時間が均等になるよう心がけましょう。エコバッグを持つときにも活用してくださいね。
6.体を洗うとき
お風呂で体を洗うときに、何も考えずに利き手で洗っている人は多いのではないでしょうか? じつは、ちょっとした工夫で背中の筋肉にアプローチ可能なんです!
【ポイント】
・利き手と逆の手で洗う
お風呂に入ったときは、利き手と逆の手で体を洗いましょう。これだけで、ふだんあまり使わない側の肩甲骨周りを動かし、筋肉を鍛えられます。
ほかにも、利き手と逆の手でテーブルを拭くのもおすすめです。簡単な動きかつ短時間ででき、ストレスを感じることもないので習慣にできるはずですよ。
7.寝るとき
枕が高すぎると、首の寝違いを引き起こすもの。それ以外にも、首や顔のシワ、顔のたるみを引き起こす要因になるのを知っていましたか?
1日の約3分の1ほどを占める睡眠時間こそ、老け顔にならないための対策が必要です!
【ポイント】
・できるだけフラットで寝る
枕は使わないか、四つ折りにしたバスタオルを敷く程度にとどめます。さらに、あおむけで足は曲げたり組んだりせず、まっすぐ伸ばしましょう。
枕もバスタオルも、高さがあるのはNGです。枕が高いと首と顔の輪郭周りにシワができ、あごのたるみの要因になります。また、食いしばりを誘発し、肩回りがこわばって顔のゆがみも招いてしまいます。