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親が教えられないことこそ!楽しんで“賢く”なる!「スタディ漫画」オススメ21選

エンタメ

『マンガでわかる ジェフ・ベゾスの起業と経営』仕事には欠かせない大事な「仕組み」の話を

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いつでもどこでもすぐに何でも手に入り、翌日には届く。デジタルネイティブな子どもたちにとって、それは物心ついた時から当たり前のこと。そんな便利な社会インフラともいえる、Amazonの創業者であるジェフ・ベゾスの半生を描いた漫画。この数十年で飛躍的に成長したAmazonの成功哲学、それを支える体制、仕組みなど企業と経営など、偉人漫画としても、ビジネス書とも読み応えのある1冊。中高生には、仕事を起こしてどう組織化、マネタイズするかなども興味深く、とても読みやすいはず。我々が子どもの頃は、外国の偉人のマンガなんて「キュリー夫人」とか「エジソン」とかしかなかったが、日常生活に溶け込んだサービスをどのようなスピード感や組織で作り上げたのか、好奇心旺盛で成功も失敗もその都度選択をしてきた、そのブレない身上とワクワク感を学んでもらえたら。

マンガでわかる ジェフ・ベゾスの起業と経営 谷敏行/ルーブスプロダクション

『カモのネギには毒がある 加茂教授の人間経済学講義』我が子がカモられないように!

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主人公の経済学者・加茂教授は、生徒からも自分自身の評価も「変人」だけれど、お金に困った経済社会における弱者のために、経済学、行動経済学を駆使して、最後には悪を成敗するという、痛快な勧善懲悪ストーリー。不正受給、ねずみ講、カルト宗教、マインドコントロールなど、最近では10代の学生も巻き込まれることも多く、親としても注意が難しい複雑なワナが仕組まれていることも。新聞やニュースを見て、聞いた事有る詐欺の手口を漫画で、その解決法や成敗法にスッキリと気持ちよさを感じながらも、この世の中にはびこるさまざまな詐欺手口の怖さを間接的に漫画で楽しく身につけておくことで、この複雑な社会を正しく怖がることにもつながるかも。

カモのネギには毒がある 加茂教授の人間経済学講義 甲斐谷忍・夏原武/集英社 ©︎甲斐谷忍プロダクツ・夏原武/集英社

スタディ漫画企画には何度か携わってきましたが、ここ数年、さまざまな内容が漫画で学べるようになった、選択肢が増えたと思います。勉強という狭義ではなく、広く学びと捉えると、さまざまなものが学びになり、知識になり、それが後々どんどん蓄積されて、考えるチカラになればとひそかに願って(企んで)います。思春期の子を持つ筆者からしてみれば「これどう?読んでみたら?」とリビングテーブルや本棚にスタディ漫画を積んでおくと、子どもたちも手に取って読み始めることが多いかも…(やった!成功)。ついつい「勉強は?」などと口うるさくなると年頃の子は相応の反発もあるので、「母さんも読んだけどあなたはどう?」なんて会話に発展させるのにもおすすめです。
取材/羽生田由香

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