無料の会員登録をすると
お気に入りができます

親が教えられないことこそ!楽しんで“賢く”なる!「スタディ漫画」オススメ21選

エンタメ

夏休みでおうち時間が増え、また猛暑のおかげでなかなか外出も難しい…。そこで、新たな世界の扉を開け、知識を広げ思考を深めてくれる、スタディ漫画はいかが? 「勉強しなさい」「宿題は?」の口グセをちょっとやめて、親でもなかなかわが子にアプローチさせてあげられない世界を、スタディ漫画で楽しみながら気づきを得てもらえたら、今後、自分の力で考え、生きていく力を育めるのでは?
▼あわせて読みたい

性教育って恥ずかしくてうまく伝えられない…親に代わって子どもに伝える今時お悩み解決漫画3選

【INDEX】

★【算数・数学】ニガテ派に!スーッと入って面白さが分かる
★ 【古文・古事記】複雑な人間関係は、漫画で攻略!
★ 【世界史・日本史・政治】知識/雑学は魅力的なキャラたちの力を借りてインストール
★ 【科学全般】に興味を持つきっかけの種まきを!
★ 親でも説明しにくい【性教育】こそ漫画が活躍!
★ 【美術】大人も知らない芸術の世界は漫画で広げる
★ 世の中を動かす【ビジネス・マネー・経済】も漫画なら分かりやすい

【算数・数学】ニガテ派に!スーッと入って面白さが分かる

『はじめアルゴリズム』数式の奥深さ美しさに気づけるきっかけに

picture

自然豊かな離島に住む、世の中を数式でとらえ、考え、解こうとする天才的な能力を持った小学5年生・関口ハジメ。その能力に、残りの数学人生をかける老数学者・内田豊に導かれ、親元を離れて成長する物語。主人公のハジメが楽しそうに数字を操り、周囲の人とは全く違う世界が見えていることに「こんな世界があるのか」とどんどん引き込まれます。数学に対するハジメのキラキラした意欲や純粋さに自然と魅了されながら、ハジメには世界がどんなふうに見えているのかを疑似体験できたら、数学が苦手な人、興味が薄い人にも、学校で習う算数や数学とは異なる奥深さやすばらしさ、数式の輝きを身近な素敵なものに感じられそう。

はじめアルゴリズム 三原和人/講談社

『数学ゴールデン』青春漫画のスタイルで数学オリンピックの世界を覗き見!

picture

主人公の春一は、第一志望の高校に落ち、進学先の高校の入学式で数学オリンピック日本代表を目指すことを宣言、それに感銘を受けた七瀬も加わり、高校生男女が紡ぐ青春ストーリー。さまざまな漫画で描れてきた高校生の青春は、とりわけスポ根の部活が多かったのですが、こちらは数学オリンピック…。一度は耳にしたことはあっても、どういうものかまでは知らない人も多いはず。読む前までは私も、「数学問題を解いて順位を競うもの」程度の認識でした。昨今、受験やテスト勉強対策でなく、数学オリンピック向けの塾などもあり、入賞すると大学の推薦入試にも生かせるんだそう。「数学」なだけで食わず嫌いはもったいない、青春漫画のスタイルでその世界を覗き見ることができるのはおすすめ。

数学ゴールデン 藏丸竜彦/白泉社

『数学と文系ちゃん ~役に立つ数学のススメ~』日常のできごとを数学的に論破してみたくなる!

picture

タイトルの「文系ちゃん」にひかれて手に取ると、学生時代にこういう漫画があれば、少しは数学苦手意識も薄い人生が送れたかもしれません。表紙の2人の通う高校を舞台に、日常のさまざまな問題を数学の知識を使って解説してくれる、軽快なストーリー。例えば、学食で因縁の相手とおごりをかけたじゃんけんで必勝するには、何を最初に出せば勝つ(負けない、あいこで回避する)確率が上がるか…。学生あるあるなおごりじゃんけん、当時知っていたかった。他にも、美人の顔の比の黄金律など、運任せやことわざ、思い込みなどで片づけてしまいがちな問題を、数学的に論破していくところにすっきり納得。「勉強」の数学は嫌いだけど、日常のちょっとした出来事を素敵に変えてくれる数学を、わかりやすく解説。小学校高学年くらいなら、日常生活に役立つ数学を楽しく読むことができそう。

数学と文系ちゃん ~役に立つ数学のススメ~ タテノ カズヒロ/少年画報社 ©︎タテノ カズヒロ/少年画報社

【古文・古事記】複雑な人間関係は、漫画で攻略!

『あさきゆめみし』日本最高級のロマンは漫画で堪能♡

picture

平安時代中期に紫式部によって書かれた『源氏物語』。主人公光源氏の恋愛物語をとおして当時の栄光と没落の貴族社会に触れられます。高校の古典の単元にもなっていて、STORY世代の皆さんもこの漫画に救われた人が多いのではないでしょうか?登場人物が多くて何がなんだか分からなくなってくるというお悩みも、漫画の華やかな絵とセットでインプットすれば怖くありません!純粋に、麗しい貴族の恋愛物語としても楽しめるので母世代は日常の息抜きに読んでいるんだとか。創刊30周年を記念して新装版全7巻が登場しています。

あさきゆめみし 新装版 大和和紀/講談社

『新編 本日もいとをかし‼ 枕草子』著者に共感!で古文の苦手意識も払拭

picture

紫式部よりも少しだけ早く藤原家に仕えていたのが、「春はあけぼの」で有名な清少納言。そんな彼女の、他の作品がエッセイとして分かりやすく読むことができます。現代にも通じる“あるある”を清少納言のするどい観察眼で捉え、現代人も共感できることが満載です。例えば、【失敗したこと】「悪口を言っている相手が、真後ろにいたとき」「みんなが泣いているのに自分だけ泣けないとき」などなど。著者に共感して読めるなら、古文への苦手意識も払拭できるかも。当時の藤原家の相関図や、『枕草子』の原文もついていてテストにも役立ちそう!

新編 本日もいとをかし!! 枕草子 小迎裕美子・著 赤間恵都子・監修/KADOKAWA

オリジナルサイトで読む
記事に関するお問い合わせ