こんにちは!食べるのは得意だけど料理は苦手な、くふうLive!ライターの相場一花です。
こだわりの和グルメが多数販売されている「久世福商店」。少々お値段高めだけれども、久世福商店ならではの上品な味わい、素材の旨味を活かした商品ばかりでついつい手が伸びてしまいます。
今回は、久世福商店の新作「冷や汁」2種類を実食。新作ですので、そこまでメディア媒体では紹介されておらず、知名度はさほど高くないはずですが、売り切れ寸前になっていましたよ。
久世福商店の「冷や汁」概要
冷や汁は、宮崎県の郷土料理のひとつ。冷や汁は出汁と味噌で味付けされた、冷たい汁物料理です。
「味噌汁ぶっかけごはん」に近いような料理で、夏の暑い時期にはぴったりなんですよ。
私の実母が宮崎県出身で、夏場はよく「冷や汁」を食卓に出してくれました。個人的には「冷や汁」に親しみを覚えます。
そんな「冷や汁」が久世福商店に登場。「鰹だしの利いた久世福の冷や汁 国産鯖」と「鰹だしの利いた久世福の冷や汁 天然真鯛」の2種類が夏季限定で登場しています。
久世福商店の店員さんによると、特に「鰹だしの利いた久世福の冷や汁 天然真鯛」がよく売れているのだとか。
「天然真鯛の方がよく売れているのは、鯖よりも天然真鯛の方がクセがないからではないか」とのことです。実際、私が久世福商店まで足を運んだ際には天然真鯛の方が残りひとつしかありませんでした。
ギリギリセーフで、「鰹だしの利いた久世福の冷や汁 国産鯖」と「鰹だしの利いた久世福の冷や汁 天然真鯛」2種類買えました。夏本番を迎える前に、終売してしまうのではないかという位の、品薄状態でびっくり……。
久世福商店「鰹だしの利いた久世福の冷や汁 国産鯖」540円(税込)実食レポ
風味豊かな万能だし使用の久世福商店「鰹だしの利いた久世福の冷や汁 国産鯖」540円(税込)。鰹節屋が和風だしを利かせて作ったのだそうで、久世福商店らしさをベースに鰹の味わいもしっかりと出ているのでしょう。
冷や汁はシンプルな郷土料理ですし、味わいの差はつきにくいのではないかと思いますが……。
冷や汁といえば、ごはんと合わせるのがスタンダードですが、素麺やうどんとの組み合わせもおすすめです。国産鯖については、冷やしうどんの上にかけて食べてみることにしました。
調理方法は、好きな具材を用意し、冷や汁のもとをごはんや素麺、うどんなどの上にかけるだけ。本当にラク!
幼いころから冷や汁を食べている私個人の意見ですが、冷や汁の具材として「豆腐」「きゅうり」は本当に相性がいいのでおすすめです。
軽く振ってからご使用くださいといった注意書きがありました。
きゅうり・トマト・豆腐・レタス・ねぎを用意。冷やしたうどんの上に「鰹だしの利いた久世福の冷や汁 国産鯖」をかけました。
鯖が入っているといってもフレーク程度のこまごまとしたものだろうと思ったら、しっかりと形が残っていました。鯖特有のくさみがないのが◎。
冷や汁のもとは、ややドロッとしています。みそ汁のようにサラサラしているわけではなく、具材とも良く絡み合います。一緒に実食していた夫と共にひとくち食べた瞬間から「これはおいしい!」と感動してしまいました。
麦みそと鰹の味をベースに、鯖の旨味も染み込んでいます。それでいて、強烈な濃さはなくてのど越しがとってもいい。
そのまま飲み干したくなる濃厚かつマイルドな冷や汁。うどんとの相性も抜群で、何度でも食べたいと思えるおいしさ。
冷や汁に関しては、実母が作ったり他メーカーのものを取り寄せたりして、わりと食べていますが久世福商店の冷や汁のもとはとにかく味のバランスが最高なんです。
味噌やかつおが濃すぎて、こっそり水を足す必要もないですし、だからといって調味料付け足さないと物足りない……なんてこともなく。とにかく絶妙なのです。