公道での走行が禁止されていることや、子どもが飽きて乗らなくなった時に持ち運びが大変なストライダーをはじめとするキックバイク。セリアのアウトドアアイテムを使ってラクに持ち運べる方法を紹介します。
こんにちは!2人の子どもを育てるママライターの橘ゆきです。
子育て家庭に大人気のランニングバイク「STRIDER(ストライダー)」。ペダルとハンドブレーキがついていないのが特徴で、子どもがバランスを取りながら足で地面を蹴って走行できる二輪車です。
しかし、「子どもは楽しく遊べるけど、持ち運ぶのが大変」と思っているママ・パパも少なくないのでは?じつは私も、困っているうちの一人でした。
そんなとき、ストライダーの持ち運びにセリアのアウトドアグッズが使える!という情報を聞きつけました!
ストライダーは公道での使用禁止!本来はどうやって持ち運ぶ?
ストライダーには、ペダルを漕ぐときに回転する「クランク」と呼ばれる部分が装備されていません。そのため、道路交通法では「遊具」に該当し、公道での走行が禁止されています。
公園に到着してからでないとストライダーに乗ることはできないので、一般的には「持って運ぶ」・「押して運ぶ」この2択ではないでしょうか。
現在5歳のわが子は、自分で公園まで押して運んでいますが、3歳の頃は押しながら歩くのも難しく、私や夫が運んでいました。
セリアの「まとめて運べるキャリーバンド」が使える!
ストライダーは、持ち運びに便利な専用のキャリーバッグも販売されています。しかし、公式のキャリーバッグは5,000円前後とお値段はやや高め。
そこで活躍するのが、セリアの「まとめて運べるキャリーバンド」(110円・税込)です!公式のバッグに比べ、なんというコスパの良さ!!
商品パッケージにある使用例写真でもわかるように、本来はアウトドアチェアやテントなどを持ち運ぶためのバンドのようです。全長約205cm、幅2.5cmのポリエステル素材。ベルトの耐荷重が6kgなので、メジャーな12インチモデル(3.0kg)のストライダーなら耐荷重もクリアしています。
バンドの端の片側はバックルつきで、反対側は輪っかのようになっており、とてもシンプルな構造です。
キャリーバンドの使い方
ストライダーへの装着方法は簡単!まず、輪っかの部分を広げてサドルへ通します。
そして、バックル側をハンドルに装着して完了です。ハンドルとサドル部分にベルトを引っ掛けるだけですぐにできました。
装着後はこんな感じ!もうこれだけで、どうやって運ぶか想像できますよね。
ベルトを使ってストライダーを運んでみた
実際に持ち運んでみると、ストライダーを軽々と肩に掛けられ、手で持ち運ぶよりも格段に楽でした!両手が空くことでお砂場セットやほかの荷物も無理なく持て、自由度がアップ♪
試してみる前は、「肩に掛けられても、歩くと不安定なのかな?」と予想していましたが、安定感もありベルトが肩に食い込む感覚もありませんでしたよ。
ちなみに、5歳の息子(身長108cm)が持ちたいと言ったので、ベルトの長さを一番短くして持たせてみました。しかし、ストライダーが地面についてしまい、肩にかけて持ち上げられませんでした。
ベルトの装着位置を変え、輪っか側をハンドル、バックル側を後輪付近のステップ部分につけてみました。すると、息子の身長でも持ち上げることに成功!
少し不安定だったので、写真のようにサドルの下でベルトを一周絡ませてみると、安定感が増しました。
しかし、ベルトが少しずれるだけで車輪が地面についてしまううえに、「重たい…」「肩が痛い…」とひと苦労。持ち上げられたとしても肩に掛けて運ぶのは困難でした。
もう少し身長が伸びるまでは、ストライダーの持ち運びは大人の役目のようです(笑)。
ストライダーで遊ぶときはベルトを外しますが、使用しないときは小さく畳んでポケットに入れておけます。
荷物が多いときや持ち運ぶ距離が長いときは、キャリーベルト1本あるだけで楽になると思いました。