1日の始まりの「朝ごはん」。しっかり食べることはとても大事なのですが、メニューによっては意外と食費がかかります。節約を意識するのなら、朝ごはんの献立にもくふうが必要です。今回は、月食費2万円台の私がつくる「朝ごはんメニュー」を具体的に紹介します。
前日のおかず+ごはん
一番多い組み合わせは、前日のおかずや汁物とごはんの「一汁一菜」です。
朝ごはんの節約は、残ったおかずを出すのではなく、「あえておかずを残しておく」のがポイント。
おかずが余らなくても翌日の朝ごはんに困ることのないよう、事前に翌日ぶんを取りわけしておきます。
翌朝は、炊飯予約しておいたごはんと一緒に、温めなおしたおかずと汁物を出すだけ。
手間がかからないうえに時短にもなるので、わが家は夕食のスライド朝ごはんが定番です。
おかずが足りないときは、納豆やお茶漬け、たまごなど、ごはん+αで行けるものを出すこともあります。
冷凍パン+サラダ
朝ごはんはパン派の子どもたち用に、普段から食パンを冷凍でストックしています。
常温保存だとどうしてもカビが生えてしまううえに、定価だとちょっと高い……。
そのため私は、見切り品の食パンをゲットしたときにフリージングするのがマイルールです。
冷凍の食パンは、焼いてジャムを塗ったりピザトーストにしたり、その日の気分でアレンジして出します。
今の時期は野菜が安いので、サラダをセットにすることがほとんど。このサラダも夕食からのスライドです。
冬は野菜が高く冷たいサラダがなかなか進まないので、前日のスープを出すなど時期によって組みあわせを変えています。
シリアル+フルーツ
時間がかけられない日は、「シリアル」の出番。
朝食は簡単に済ませることも重要なので、サクッと食べられるシリアルはわが家に欠かせません。
シリアルだけだと腹持ちが悪いので、一緒にフルーツを出すこともあります。
定番は年中価格が安定している「バナナ」。チョコソースをかければ、朝から気分があがるデザートになりますよ。
お手頃なフルーツ缶を2~3個使って、朝食用のフルーツポンチを作っておくこともあります。
朝ごはんは「早い・安い・ラク」が最優先
意外かもしれませんが、朝ごはんの食費は「手間を抜くこと」で無理なく減らせます。
私の場合は、「夕食のおかずをスライド」「パンの冷凍ストック」「困ったときのシリアル」「安いフルーツを定番に」この4つで手間なくかんたんに食費が減らせました。
「前日のおかず+ごはん」のように、朝ごはんのメニューを定着させてしまえば、献立決めにも悩みません。