かつて諸外国との貿易で栄えた歴史を持つ長崎県は、異国情緒あふれる魅惑のスポット。日本一島の数が多く、リゾート気分を味わえるエリアとしても人気を集めています。そんな長崎県の雰囲気や名産品を東京で楽しむのなら、アンテナショップへ!今回は、日本橋にある「日本橋 長崎館」の人気商品ベスト7を紹介します。
船に乗り島々を巡るイメージで店内をレイアウト/日本橋 長崎館
「日本橋 長崎館」は、広大な1フロアに物販ゾーン、観光案内ゾーン、イベントゾーン、軽飲食ゾーンが設けられたアンテナショップ。東京メトロ・日本橋駅から徒歩1分とアクセスも良好で、連日多くの人が訪れる人気スポットです。
店内中央には船をイメージした“船型什器(じゅうき)”を設置。周囲には長崎県の島に見立てた什器を配置し、商品をディスプレイしています。
「長崎県は島の数が日本一なんです。島巡りをしているような感覚でお買い物を楽しんでもらいたくて、ディスプレイを工夫してみました」とお話ししてくれたのは、館長の佐藤智仁さん。
佐藤さんにお店を案内してもらいつつ、人気商品ベスト7を教えていただきました!
【7位】硬い食感がクセになる!中華菓子の定番/よりより
「よりより」(16本入り1,100円/福建)は、中国から伝来したお菓子。職人が一本一本手作業でねじったキュートなビジュアルが特徴です。
「すごく硬いです(笑)。でもその硬さと香ばしさが同品の魅力。『硬すぎて噛めない』という方は、牛乳やコーヒーに浸して召し上がってみてくださいね」(佐藤さん、以下同)
【6位】素朴な味わいに心がほっこり/理由あり品 丸ぼうろ
ポルトガル語で「ケーキ」を意味する「ボーロ」が名前の由来の「丸ぼうろ」。九州で長年愛されている昔懐かしい味わいの焼き菓子です。大和製菓の「理由あり品 丸ぼうろ」(390円)が“理由あり”なのは形と色合いだけ。味は本製品と遜色はありません。
「一つ食べ始めたら手が止まらなくなって、いつの間にか一袋食べていた・・・ということも。レンジアップしたりアイスを挟んだり、さまざまなアレンジを楽しめる一品です」
【5位】レトロかわいいパッケージにも注目/九十九島せんぺい
「島々で暮らす人々の郷土土産を生み出したい」という思いから生まれた「九十九島せんぺい」(8枚入り550円/九十九島グループ)。縁起物の海亀の甲羅を模した六角形の甘いお煎餅には、九十九島を彷彿とさせるピーナッツが散りばめられています。
「パッケージにもこだわっていて、隅から隅までかわいいんです。“せんべい”ではなく“せんぺい”というネーミングもキュートですよね」
【4位】コスパの良さと美味しさはお墨付き!/切りおとし長崎カステラ
長崎土産といえばカステラ。同店でも数多くのカステラが販売されています。「切りおとし長崎カステラ」(400円/和泉屋)の特徴は、軽い口当たりとハチミツのまろやかな甘み。
「カステラを作っている製造会社のこだわりは多種多様。和泉屋さんは現代人の味覚に合った味わいを追求しているブランドです。甘すぎず重すぎず、ライトな風味で人気を博しています」
【3位】長崎県民御用達のカラフルかまぼこ/ちゃんぽん皿うどん用かまぼこ
▲右は調理イメージ(皿うどん、野菜、肉、キクラゲなどは別売り)
長崎県民のソウルフードである皿うどん&ちゃんぽんには、カラフルなかまぼこが欠かせないのだそう。野菜やお肉に「ちゃんぽん皿うどん用かまぼこ」(292円/杉永蒲鉾)をプラスすれば、彩りが鮮やかになってテンションもアップしちゃいます♪
「首都圏の人には珍しいかもしれませんが、長崎のスーパーには必ずと言っていいほど置いてあります。皿うどんやちゃんぽんを作るときは、材料とセットで購入するのが長崎県民のお約束です」
【2位】ヤミツキになる人続出の甘~い銘菓/カスドース
カステラを卵黄に浸し、糖蜜につけた状態で揚げる「カスドース」(2個入り432円/平戸蔦屋)は、手間暇をかけたリッチな銘菓。とにかく甘~いこちらの一品は、県外の人からも熱い支持を集めているのだとか。
「最初に食べた方は、あまりの甘さに驚くと思います(笑)。でも一度食べるとその甘さが忘れられなくなっちゃうんです。2、3日に一度買いにくる“カスドースファン”もいるほど。中毒性の高い魅惑の一品ですよ」
【1位】高級カステラをお得にゲット!/長崎 五三焼かすてら 形おとし
「カステラって美味しいけど、贈答用は高いよね・・・」という方に強くオススメしたいのが「長崎 五三焼かすてら 形おとし」(590円/須崎屋)。和三盆を使用し、黄身を多めに配合した同品は、焼き加減が難しいため熟練の職人にしか作れないそうです。
「形は不揃いですが、味は一級品。濃厚で上品で『これぞカステラ!』という王道中の王道の味わいです。自宅用に購入する方が多く、当店のダントツ一番人気商品です」
【番外編】オススメ商品は「角煮まんじゅう」と「かけしょうゆ」
「ベスト7はスイーツ系が多かったので」と、佐藤さんがしょっぱい系のオススメ商品2品をご紹介してくれました。
一品目は、大きな角煮を贅沢にインした「角煮まんじゅう」(5個入り2,685円/岩崎本舗)。ふわふわの生地とジューシー肉厚な角煮の相性がバツグンで、一口頬張れば思わず笑みがあふれてしまいそう。
「オススメポイントはただ一つ、“とにかく美味しい”という点です! 少々お高めですが、クオリティの高さは折り紙付き。人気商品なので、ご自宅用から贈答用までバリエーションも豊富にご用意しています」
2品目は、長崎県民の家には必ず常備されているという「かけしょうゆ」(475円/チョーコー醤油)。同品は長崎県とその近隣県エリア限定商品で、都内でゲットできる場所はとても希少なのだとか。
「これだけを目当てに買いにくるお客様もいるほど、長崎県民にとっては必要不可欠な商品です。九州ならではの甘口醤油にカツオやコンブのエキスがたっぷり入っているので、どんなお料理にも合いますよ」