夏から続く睡眠不足によって、ここしばらくぐっすり眠った記憶がない…なんて方はいませんか?また、夏の不調によって仕事のパフォーマンスが低下したり、風邪をひきやすくなった、肌荒れ&太りやすくなった…といった不調にお悩みの方も多いかもしれません。そんな方は寝る前の股関節まわりの筋肉ストレッチがおすすめです!
夏から続く睡眠不足…そろそろ抜け出したい!
暑くてなかなか寝付けない、寝苦しくて、途中で何度も目が覚めてしまう…。夜になってもなかなか気温が下がらない夏は、睡眠に大打撃を受けやすい季節。また、暦の上では秋と言っても9~10月もまだまだ暑いです。 ぐっすり眠ることができず、睡眠不足がずっと続いているという方は多いのではないでしょうか?
睡眠時間が5時間以下の日が続くと、脳はチューハイを2~3杯飲んだ時と同じくらい機能が低下すると言われています。その他にも免疫力が低下して風邪をひきやすくなったり、新陳代謝が低下して肌荒れしたり、痩せにくくなったりもするため、長引く睡眠不足はなるべく早いうちに解消したいところです。
睡眠不足解消法はいくつかありますが、睡眠の質を高める方法の一つとして股関節まわりの筋肉を緩めるストレッチが効果的です。
股関節まわりの筋肉のストレッチが質の良い睡眠をもたらす
なぜ、股関節まわりをストレッチすると睡眠の質が上がるの?と思う方も多いと思いますが、実は股関節まわりの筋肉のストレッチは睡眠の質向上に効果があるんです。
寝返りは体や寝床内の温度調節や睡眠中に圧のかかった体をほぐす役割がある、睡眠の質を高めるために欠かせない動作なのですが、寝返りの動きは股関節が中心となって行われるため、股関節の可動域の広さが大事になってきます。
また、股関節まわりには大きな筋肉があり、大きな筋肉がある部位をほぐすことで体全体の筋緊張が低下してリラックスできるため、入眠前のストレッチがおすすめというわけです。
【寝る前3分】筋肉を緩めて睡眠の質を高める股関節ストレッチ
<やり方>
Photo by Saori Takagi
1)仰向けになり、ひざを立てる。腰が反りやすい場合は下に丸めたタオルやブランケットを置きましょう
Photo by Saori Takagi
2)息を吐きながら、ひざを外側に倒す。余裕がある場合はひざを床に近づけ、姿勢がつらい場合は無理のない範囲でOK
3)足の裏同士はつけたまま、脚をひし形に開き、手のひら同士をすりすりとこすり合わせて温める
Photo by Saori Takagi
4)温めた手のひらをアイマスク代わりに目もとに乗せ、ゆったりとした呼吸を繰り返す。呼吸の回数に決まりはありませんが、筋膜・靭帯を伸張させるためにも90秒以上のストレッチがおすすめです
今回は寝る前にたった3分、ベッドの上で行えばそのまま寝てしまえるストレッチをご紹介しました。夏の不調を解消したい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。