暑さも和らぎ、過ごしやすくなってくるこれからの時期に向けて、旅行を検討している方も多いのではないでしょうか。今回は、秋の行楽シーズンにもおすすめの箱根のホテルを3つご紹介します。箱根の自然に囲まれ、特別な空間で日常とは異なる時間を過ごすことができるところばかりです。
芦ノ湖の絶景を望める「箱根・芦ノ湖 はなをり」
箱根登山バスまたは箱根ロープウェイの桃源台駅から徒歩2分ほど。真っ赤なのれんが出迎えてくれるのが「箱根・芦ノ湖 はなをり」です。
ロビーや水盤テラス、足湯カウンターから絶景を見渡して
芦ノ湖のほとりに位置するホテルとあって、館内のいろいろな場所から芦ノ湖の絶景を望めるのが大きな魅力。エントランスを入ってすぐのロビーから、この壮観の芦ノ湖ビューが広がります。
芦ノ湖ビューは、ぜひ外でも楽しみましょう。湖に向かって伸びる水盤テラスの円形ソファでは、自らが湖に溶け込んでいるように自然に囲まれて、非日常感に浸れます。
水盤テラスには足湯カウンターもあり、温泉で足を温めながら、無心になって景色を眺めるのもまた気持ちがいいものです。
靴を脱いでくつろぐ、和洋両方のよさを取り入れた客室
客室も、湖畔側は芦ノ湖を眺められる位置にあります。内装は和の落ち着きを残しながらも、洋風のモダンさを感じさせる雰囲気で、視界を遮る高い家具がないのも特徴。靴を脱いで上がるスタイルでゆったりくつろげます。なかには、テラスに露天風呂が付いた客室もありますよ。
温泉やレストランでも箱根の山々を眺めながら
大浴場も、雄大な箱根の自然が目の前に。露天風呂では箱根の澄んだ空気に包まれつつ、元箱根温泉を源泉としたカルシウムやマグネシウムなどを含む泉質のお湯に浸かって日ごろの疲れを癒せます。
人目を気にせずゆっくりと浸かりたい方は、半露天の貸切風呂(有料)もおすすめです。
食事は、大きな窓から芦ノ湖を望めるブッフェダイニング「季(とき)しかり」で。夕食は美しい小鉢に盛られたさまざまな料理を楽しめる懐石のようなメニューが優雅。朝食は和食から洋食までメニューが豊富です。絶景を横目に、季節の食材がふんだんに使われた料理を味わえば、身も心もたちまち満たされていくのを感じます。
夏休みシーズン後の今、お得なプランも
さらに、夏のレジャーシーズンを避けて訪れる方にうれしい情報が。はなをりでは「ずらし夏休み」プランを展開中です(9月30日(土)まで限定)。通常10時までのチェックアウトが11時まで無料で延長でき、のんびりと身支度が可能。また、果汁が60%も使われた「箱根ジェラート」の引換券付きで、景色を楽しみながらみずみずしいアイスを味わえます。この機会にぜひ訪れてみては?
フォトジェニックなスペースで自分時間を過ごす「箱根 ゆとわ」
箱根登山電車の強羅駅から平坦な道を歩いて5分の「箱根 ゆとわ」は、「箱根・強羅から始まる新たな旅」をコンセプトに掲げる現代的なホテル。西棟・東棟・コンドミニアム棟に分かれた館内にはさまざまなパブリックスペースがあり、思い思いに過ごすことができます。
季節や時間の移ろいを感じる、広々とした「ナカニワ」
西棟2Fの大浴場から出てすぐにくつろげる「スパラウンジ」につながるテラスは、自然を間近に感じられるウッドデッキの「ナカニワ」です。
柔らかな日の光に包まれる朝、空が次第にオレンジに染まる夕暮れどき、焚火や照明の穏やかな光に癒される夜…と表情を変えていく場所。自家源泉の足湯やゆらゆら揺れるスウィングチェア、焚き火炉のそばのベンチなどに腰掛けて穏やかなひとときを。
写真を撮りたくなる本棚を備えたライブラリー
東棟2Fの「ライブラリーラウンジ」も人気です。壁一面の本棚にある丸いソファのようなコーナーは、彼や友達と座って記念撮影をしたくなるスポット。
蔵書も幅広く、四季をテーマにした集められたエッセイや写真集を眺めたり、漫画を読んだりして気分転換できます。
窓際のカウンター席なら外の景色を眺めて休憩しつつ、読書や仕事に集中できるので、じっくり自分に向き合う時間がほしい方にもおすすめです。