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テレビでよく見るあの場所も!日本橋で行きたい体験スポット5選

旅行・おでかけ

城下町として栄えた日本橋は、有名企業や百貨店がひしめく最先端のエリアながらも江戸時代からの文化を継承する老舗なども多く残っています。そんな日本橋にはモノづくりや見学などが楽しめる、体験スポットも多数。今回は金融街らしい体験や文化的な体験ができるスポットを、5つ厳選してご紹介します。

伝統的な「手漉き和紙」作りを体験/小津和紙

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新日本橋駅から徒歩約2分。承応2(1653)年に創業した和紙の専門店「小津和紙」では、手漉き和紙の製作体験を平日5回、土曜日は4回実施しています(カラーのデザイン紙作りは、各日午前と午後の最終時間のみ開催)。

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模様のないシンプルな手漉き和紙を作ることもできますが(1枚500円~)、模様をつけたい人は壁に貼ってある中から好きな柄を選びましょう(デザイン紙1枚1,000円※10月より1枚1,300円に改定、落水紙/透かし和紙/レース和紙1枚700円※10月より1,000円に改定)。今回は一番人気の「落水紙」のコースに沿って体験内容を紹介していきます。
まず、和紙ができるまでの工程をお勉強。解説を聞くとほとんどが人の手作業だそうで、和紙作りの大変さが分かります。
まず木の皮を蒸す、乾燥させる、煮る、ほぐすなどして原料となる繊維を作ります。そして、その繊維を水とトロロアオイ(=繊維を均一に広げる“ネリ”となるもの)と一緒に入れて攪拌したら、紙料のできあがり。ここからは「紙漉き体験」で実践していきます。

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職人さんに教えてもらいながら木枠を水槽の中に入れ、紙料をすくい、捨て、再び紙料をすくったら縦や横に振りながら、手漉き和紙のベースを作ります。
和紙がよれないように作る難しい作業ですが、開始前には職人さんが実際に作る様子を見せてくれるので安心。始まってからも上手にできるようサポートしてくれます。

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続いては、作った手漉き和紙のベースの上につけたい模様のフレームを置き、上からシャワーで水を噴射。高い位置から均等に水をかけると、キレイな模様がつきます。

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木枠から和紙を剥がしたら水気を取り、最後は70℃の鉄板に貼り付け乾かします。7〜8分ほどで乾くので、その日に持ち帰ることができます。
威勢のいい職人さんが元気よく作り方をレクチャーしてくれる楽しい時間も含め、思い出に残ること間違いなし!やってみると案外難しい和紙づくり、ぜひチャレンジしてみて。

小津和紙

所在地
東京都中央区 日本橋本町3-6-2 小津本館ビル1階
最寄駅
新日本橋
電話番号
03-3662-1184

写真・文/酒井明子

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